【HQ / 男主】王様の側近 は 無自覚実力者です。 part3

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繋「完敗だな……ウチにしてもミスは少なかったし、強力な武器はしっかり機能してた。
でも勝てなかった……。アレが個人じゃなくてチームとして鍛えられたチームなんだろうな……」


日「………………もう1回！！」


猫「！おう。そのつもりだ！もう1回が有り得るのが練習試合だからな！！」





日向の "もう1回"を皮切りに再び試合が始まる





大「……ほらA。セット」


『！……あっ、はい。』





大地さんに背中を叩かれ、ふと我に返る。
固まった体が束縛を解かれたようにヌルッと動いた
どうして動かなかったのか分からなかったけど、大地さんに言われるがままコートに並んだ。





『…………』





2試合、3試合と連続で試合が続き、全敗
みんなもさすがに体力の消耗が激しかったのか、倒れ込む人も何人か居た。かく言う俺もその1人だ





日「も"ｯ、もう1回ｯｯ！！！」


猫「んぬっ？！なんなんだ！目茶苦茶動いてるだろ！？体力底なしか！！」


繋「コラコラコラコラ！だめだ！新幹線の時間があるんだ！」


日「っ〜〜〜〜！」


猫「また音駒とやりたいなら、公式戦だ。
全国の舞台沢山の観客の前で、数多の感情渦巻く場所で、ゴミ捨て場の決戦。最高の勝負やろうや。」


「「「ハイッ！！」」」

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