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『ッし!飛雄ナイストース!』
久しぶりに、まともに飛雄のトスを呼んで打ったけど、変わらずだった。
寧ろ、がむしゃらじゃない。って感じだった……
影「A」
『!…………っはは、大丈夫だ。もう逃げねーよ。』
影「……当たり前だボケ」
田「ッぉい……おいおい!んだよさっきの速攻!!」
飛雄が何かを言いたそうにしていた時、その視線で飛雄が俺に何を言いたいのかが伝わってきた。
覚悟を決めていた。俺は飛雄にそう返すと同時に、俺と飛雄の間を割り込むように田中先輩が入り込んできた
『あー、あれはまぐれッスよ。俺も飛雄のトスを100%取れるわけじゃないし……
今の飛雄のトスが打てたのは……日向。お前のおかげだ。』
日「えっ……お、おれ?」
『初めに比べて精密さが確実に上がってる。それはお前が飛雄の道を見つけたからだ。
だから日向。お前がすることはただ1つ。"コースの打ち分け" が出来るようになれ。
飛雄のトスを見て、狙って、スイングだ。
それが出来りゃ、お前はもうこのバカが居なくても試合に出れっから!』
日「打ち分け……見て……狙う…………」
『…………さ!続きしましょう!頼りにしてます先輩っ!』
俺の言葉に何かを考えた日向を見て、両手をパンッと叩き空気を切る。
先輩達に頭を下げ、審判役にも頭を下げる。
ニコリと笑い渡されたボールを持ち、再びラインにまで下がった。
猫「なっ、なんだ今の速攻……」
芝「あ、あれは凄いですね……」
猫「こりゃあ、セッターが1番厄介だと思っていたが、とんでもねえな……あの13番…」
芝「100%じゃないと仰ってましたけど……確率が高いとなれば………」
猫「あれが味方ではなく敵に回れば、負け戦だな……
(サーブ、スパイク、技術……あれ程まで
『(あとは日向達がどう動くか…だな……)』

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黒猫(プロフ) - 続編希望です!大変だと思いますが待っています!! (7月15日 1時) (レス) @page30 id: 1007c929f5 (このIDを非表示/違反報告)
暁 朱雀(プロフ) - 続編希望です!いつでも待っています!! (7月15日 0時) (レス) id: 1c80823389 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいね(プロフ) - 続編希望です!楽しみに待ってます! (7月14日 23時) (レス) @page30 id: a12d659be7 (このIDを非表示/違反報告)
碧輪虹(プロフ) - 続編希望です!!よければお願いします🙇♂️ (7月14日 22時) (レス) id: 617399aba6 (このIDを非表示/違反報告)
みらい@マサイ(プロフ) - コメントにて、続編希望者が居た場合かきたいと思います。 それまで完結扱い (7月14日 21時) (レス) id: b5937c566a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時:2024年7月2日 20時