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時間が経ち、時刻は19:55。
高校か少しだけ離れた場所の、学習合宿・部活動合宿用施設へたどり着いた。
存在があるのは知ってたけど、実際に見るのは初めてだな…
日「うおおっ、始めて来たっ」
山「なんか出そう…」
日「合宿なんて、俺初めてだっ!」
月「一日中むさ苦しい連中と顔合わせて何が楽しいのさ」
田西「「おい月島テメェ!半径500m以内に潔子さんが居る空間はむさ苦しくねえんだよ!!」」
菅「清水は家近いから用事終わったら帰っちゃうよ。いつもそうじゃん」
菅原先輩の一言で、撃沈し地面に倒れ込む田中先輩と西谷先輩。
そんな二人を置いて皆がそそくさと合宿内に入っていく。
部屋の中はとても広く、部員が多いバスケ部でも普通に全員使えそうな広さだ。
持ってきた荷物を置いて、各自ゆっくりした後、夜食の時間。
ザ・定番のカレーにサラダ。
武田先生のエプロン姿は、少し萌えた。
男に言うのもあれだけど、新妻感が凄かった。
『で、月島はなんでこっちに来て食べるわけ。』
月「御節介やきが多いからだよ。好きに食べさせろって…」
山「ツッキーは小食だから!」
月「だからお前が勝手に僕を語るなよ」
山「ごめんツッキー!」
『っはは………』
月「そういうAも食べてないじゃん。」
『あ、俺夜そんなに食わねえの。』
月「ふーーん…………Aそんな少ない量しか食べないんだぁ!へぇ〜〜っ」
『ゲッ!あっ、この野郎!』
田「おうおうおう!Aてめえ!潔子さんの料理が食えねえってのかあ″ぁん!?」
『ッヒ、い、いや!そうじゃなくて…!』
西「食わねぇと言ってみろ!ぶっ叩く!食い過ぎてもぶっ叩く!!」
『理不尽…ッ!!』
田「おらどんどん食え!!そんでもっかい食え!!!!」
『まって、そんなに俺食えな…ッ』
盛り立ての皿に入ってカレーを掬いあげ、俺の口元に近づけてくる。
椅子から降りて逃げようにも、ガッチリ両腕をホールドされる
西「問答無用ーーーーー!!!」
『あむぐッ…!!んぐぅぅうぅううぅぅう!!!』
あ、俺、今日死んだ。

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黒猫(プロフ) - 続編希望です!大変だと思いますが待っています!! (7月15日 1時) (レス) @page30 id: 1007c929f5 (このIDを非表示/違反報告)
暁 朱雀(プロフ) - 続編希望です!いつでも待っています!! (7月15日 0時) (レス) id: 1c80823389 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいね(プロフ) - 続編希望です!楽しみに待ってます! (7月14日 23時) (レス) @page30 id: a12d659be7 (このIDを非表示/違反報告)
碧輪虹(プロフ) - 続編希望です!!よければお願いします🙇♂️ (7月14日 22時) (レス) id: 617399aba6 (このIDを非表示/違反報告)
みらい@マサイ(プロフ) - コメントにて、続編希望者が居た場合かきたいと思います。 それまで完結扱い (7月14日 21時) (レス) id: b5937c566a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時:2024年7月2日 20時