私、あの名探偵達に目を掛けられてるみたいです。【名探偵コナン】×【鬼滅の刃】

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「Aさん…、Aさん…、Aさん…！！」
「………あ、れ、い、きてる…？」
「生きてるに決まってますよ！！！薬の時間なのにボーッとしてるから！」
「すみません、……」

アオイちゃんに怒られながら薬湯を啜る。あんまり美味しくない。当たり前か。

因みにあの謎の技(終ノ型)を出してあの鬼の首は切れた。
勿論私はあの後柱の皆様にこっ酷く怒られ、絞られた訳ですけども。それから2週間。また任務で懲りずに怪我をしたので蝶屋敷に居ます。
隠の人達に半強制的に運ばれたんだ、しょうがない。
　

それにしてもあの終ノ型は何故出せたのか、謎でしか無い。痣が出てたのを炭治郎、善逸、伊之助、それにしのぶさんも目撃している。

前世の記憶、によると、痣の発現の条件は

『心拍数が二百を超える』

『体温が三十九度以上になる』

の２つらしい。鬼に怒りを抱いた時がトリガー。いわゆる原因ってやつ。
そういえば、あれから炭治郎は蝶屋敷で休養した後、痣の発現に至り、前世の記憶もほぼ回復したとか何とやら。
色々騒がしい2週間だったのだ。

「Aさん！ぼーっとし過ぎですよ！機能回復訓練に行かないと！」
「はーい、」


この様に考え事ばかりしているとアオイちゃんに怒られてしまう、しっかりせねば。

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