私、あの名探偵に目を付けられてるらしいです。 【名探偵コナン】×【鬼滅の刃】

memories24 ページ29

顔をチラリと見た瞬間、私は困惑した。そうすると、キッドがしゃがんで片膝をついた。何？

「美しいお嬢さんに負けてこの宝石は返すことにしましょう。ですが、」

ポムっ！！

私が掴んでいた手は消え、赤い薔薇が手に握らされていた。
ちゅ
と私の手の甲に口付ける。

「へ？」

「私はこれで逃げる事にしましょう…。また会う時が来るかもしれませんね？」

え、一瞬の出来事…過ぎて反応が出来ませんでした…。ごめんなさい！皆！！

「Aさん！！」

「あ、しのぶさん…。」
「今の見ましたよ！！何であの怪盗が…！！！Aさんに！！！今度会った時は私が毒で…！！！」

「消毒する？僕ので。」
「無一郎くん何言ってるの！宝石は取り返したし…。」
「消毒するか？派手に。」
「しません！！嫌な予感しかしません！」
「するか？」
「冨岡さん、言葉足りてません…」
皆さんそんなに心配します？私が石鹸で洗えば良い話なのに…。

少しドキッとしてしまったのは私の秘密ですけど。

「手拭きで消毒をしようか！！」
「その案は私も賛成です。」
「私、アルコールのお手拭き持ってるわ！でもあの怪盗さんには少しキュンっとしたけど！！」
「甘露寺…？」

伊黒さんそんな心配そうな顔しないでください。私そんな顔初めて見ましたけど。

「拭きますよ！」

ゴシゴシゴシと何処か怒りの篭ったお手拭きで拭かれている間に。

「(やっべー！あの女の子めちゃめちゃ怖かったー！！あの後に来た奴らもめちゃめちゃ睨んでたし…)」

「(悪寒しかしねーわ。)」


ここで令和コソコソ噂話！

警察やコナン君が居なかったのは、お館様が全て断ったからです！
柱の皆さんに絶大的な信頼を置いているんですね！

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