【浪漫探偵】未完成レッテル【cs】 (ページ5)

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控えめな優しさ

本当は穏やかで控えめな性格。人見知り。
周囲の期待に応える内にあの様な性格に変わっていっただけ。本当は素朴で、何処か子供らしさも残る性格であり、その話しやすさからも天性の人たらしだったりする。自分の中の思いを打ち明けるのが下手で、演じているときも少し自信が無さげに話すことが多い。その為、何かあってもすぐ周囲の方に意見を曲げてしまいがち。押しに弱く、どうしても無理な願いでも、頼まれてしまったら言い返すこともできないので泣く泣く引き受けるしか無い。名探偵としての自分と、一之瀬司としての自分があり、人に本性を曝け出す事は苦手。いつもは飄々としているが、自分語りをする時は途端に弱々しくなる。上品で、紳士的であり、人に優しくしなさいと言われ育って来た事もあり、誰にでも平等に優しい。しかし、少し人見知りな面もある為、ある程度仲が良くなってからじゃないとそういう接し方はされない。立ち振る舞いが美しく、まるで社長令息の様に見えるがそう言う事はなく…

本当によく笑う。
名探偵としてのあの仏頂面や、見事なまでのセールススマイルではなく、素でツボが浅い。思ったり表情豊かで見ていて楽しい。上品に笑うのがせめてもの救いと言って良いほど。よく笑い人当たりも良い為話を聞いてもらいたく集まる人が司の周りには多い。

自信喪失している。
元々自分は探偵では無いのに、周囲と同じ立ち位置に着いている所為で少し劣等感を感じている。自分の成績では無いのにまるで自分がやったかのように賞賛されてしまうのはなんだか、本当に謎を解いた人を裏切った様な気分になってしまう。自分の力だけで何かしらを成し遂げる時もあるが、その時も『誰かがやって自分はそれを横取りしているだけ』だと思い込んでしまったり。

誰も平等に愛そうとする博愛主義者。
人が危険な事をしている時は軽く叱るが、反省したらそれだけで許してしまう程優しい。彼に罪の裁定は出来ないだろう。個性的な社員達の行動のこともあり、危なっかしい人を見ていると胸騒ぎが止まらない程の心配性。恐ろしい程献身的で、同僚や、依頼者の悩み事は一緒に考える所がその人以上に悩むこともある。

上品