検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:23,375 hit

580話 暗黙の了解 ページ30

アズールside




アズ-ル「…………ん……」





頭を押さえながら起き上がれば




僕の目の前には目隠しして裸のAさん。




つまり、これは、元に戻ったということ。




だが……、これは、まずいです。




服を着ているのがまだ救いだ。





その時だった。


バッと扉が開き、あいつらが入ってきた。





フロイド「なんか叫び声したけど……」



ジェイド「おやおや……」



フロイド「……なにやってんの……。」


1人は怪しく笑いながら、もう1人は敵意むき出しでギィィィと威嚇する双子



アズ-ル「ジェイド!フロイド!!こ、ここれは!!!その事故です……!!!」




咄嗟に弁解しようとするも、今自分で墓穴をほったことに気がついた。





フロイド「戻ってんじゃん。アズールのむっつり。」



ジェイド「目隠しまでして、一体どんなプレイをしていたんですか…フフ」




あぁ、今すぐ蛸壺に引きこもりたい……




それより、




アズ-ル「Aさん…Aさん!」



上着を掛けて目隠しを外し彼女を揺さぶれば



貴「ん…………あずーる……?」



ゆっくりと目を開くAさん




貴「私たち戻れたのね……よかった……!」



ぎゅうっと抱きついてくるAさん。


その姿でくっつかれると理性が持ちません……。


そんな僕の心情を察して後ろの双子はにやにやと笑う始末。




アズ-ル「ん"ん"とりあえず僕達は出ましょう。
Aさんはゆっくり入ってきてください」



双子を引き連れ外に出る



ジェイド「アズール、言っておきますが、手を出されてはいませんよね?」


アズ-ル「そんなことしてません。」


フロイド「ふぅーん。ならいいけど、
抜けがけは、禁止、だからね?」



もちろんです。それが、僕たちの暗黙の了解。

581話 君は綺麗だ→←579話 大問題発生



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
143人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

のん - すっごく面白かったです! (2022年3月25日 19時) (レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん!コメントありがとうございます!!更新頑張りますっ!! (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
- 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください! (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年11月26日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。