580話 暗黙の了解 ページ30
アズールside
アズ-ル「…………ん……」
頭を押さえながら起き上がれば
僕の目の前には目隠しして裸のAさん。
つまり、これは、元に戻ったということ。
だが……、これは、まずいです。
服を着ているのがまだ救いだ。
その時だった。
バッと扉が開き、あいつらが入ってきた。
フロイド「なんか叫び声したけど……」
ジェイド「おやおや……」
フロイド「……なにやってんの……。」
1人は怪しく笑いながら、もう1人は敵意むき出しでギィィィと威嚇する双子
アズ-ル「ジェイド!フロイド!!こ、ここれは!!!その事故です……!!!」
咄嗟に弁解しようとするも、今自分で墓穴をほったことに気がついた。
フロイド「戻ってんじゃん。アズールのむっつり。」
ジェイド「目隠しまでして、一体どんなプレイをしていたんですか…フフ」
あぁ、今すぐ蛸壺に引きこもりたい……
それより、
アズ-ル「Aさん…Aさん!」
上着を掛けて目隠しを外し彼女を揺さぶれば
貴「ん…………あずーる……?」
ゆっくりと目を開くAさん
貴「私たち戻れたのね……よかった……!」
ぎゅうっと抱きついてくるAさん。
その姿でくっつかれると理性が持ちません……。
そんな僕の心情を察して後ろの双子はにやにやと笑う始末。
アズ-ル「ん"ん"とりあえず僕達は出ましょう。
Aさんはゆっくり入ってきてください」
双子を引き連れ外に出る
ジェイド「アズール、言っておきますが、手を出されてはいませんよね?」
アズ-ル「そんなことしてません。」
フロイド「ふぅーん。ならいいけど、
抜けがけは、禁止、だからね?」
もちろんです。それが、僕たちの暗黙の了解。
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のん - すっごく面白かったです! (2022年3月25日 19時) (レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん!コメントありがとうございます!!更新頑張りますっ!! (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください! (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年11月26日 23時