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33話 目覚めた彼女 ページ33

そして廊下にて。ジェイドside



アズ-ル「ジェイドはAさんのそばにいてあげてください。
僕は行くところがあります。」



その時だった。



「……アズール…ジェイド…?」



彼女が部屋から出てきた



ジェイド「Aさん!!動いてはダメです!まだ治ってないんですよ!」



Aさんを優しく抱き抱えまた部屋のベッドにそっと下ろす



貴「……フロイドは…?」



自分の身体よりもフロイドの事を心配するなんて、


本当にあなたは優しいんですね。



ジェイド「フロイドは無事です。自室で休ませています。」



それを聞き安心した彼女。

その視線はアズールに向いた。



貴「ねぇアズール、貴方どこに行くつもり……」



アズールは安心させるように優しく微笑む。



アズ-ル「お礼をしに行かなくてはいけませんので…。」



貴「だめよ…私も行くわ…。」



アズ-ル「何言ってるんですか!」



ジェイド「またベッドから動こうものなら縛りますよ……」



貴「ジェイド……目が笑ってない怖いわ……。
はぁ…………わかったわよ…。でもアズール気をつけて…相手は目を見て魔法をかけるの。一応目は潰したけど…。」



なんて恐ろしいことをサラッと言う

でもそんな彼女に安心した。


アズ-ル「大丈夫です。僕たちには学園長というつよーい味方がいますから

…では行ってきますね。ジェイド、Aさんを頼みます。」


ジェイド「お気をつけて」

貴「気をつけて。」


きっと彼の事ですから上手くやってくれる筈です。

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ヒスイ(プロフ) - 名無しさん» 感想ありがとうございます!嬉しいです(*^^*) (2022年9月5日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
名無し - とっても面白かったです!!思わず、顔がにやけてしまいました! (2022年7月23日 18時) (レス) @page50 id: 47c8a79880 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年7月31日 0時

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