23話 ページ23
外に出ると暗くなっていて、星が出ていた。
貴｢…星が綺麗ですね！｣
思わず出た言葉の意味を思い出し口を押え恐る恐る彼を見れば、意味を知らなかったみたいでにこりと微笑む君
ﾌﾛｲﾄﾞ｢そうだねぇ。｣
気づいて欲しかった反面、気づかれなくてよかったと、安心する矛盾。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢俺の故郷はさ、海なんだけど、そこから見る星はもっと綺麗なんだぁ。
海と、空が繋がったみたいに、
星の海に居るみたいでさぁ｣
懐かしむようにそう話す君の目は星のようにキラキラと輝いていた。
貴｢私も見てみたいです。フロイド君の故郷。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢いつか連れてったげるよ｣
貴｢ふふ…楽しみにしてますね。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢うん。サメに食われねぇようにね。｣
その言葉にふわふわしていた気持ちが凍りつく。
貴｢え…………。サメ…。出るんですか。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢当たり前じゃん。海だもん。
でもさ大丈夫。俺、サメとかジェイドと倒したことあるし。
だから、安心して。｣
『乙姫ちゃんは、オレが守るからね。』
優しく笑うフロイド君、その瞳は真剣で、胸がきゅんとする。
そうやって君はまた私の氷を溶かしてくれるんだ。
そしてあっという間に着いてしまったイグニハイド寮
地面に着いた足、彼の体温が離れて、少し名残惜しい……。
貴｢ありがとうございました……。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢うん。じゃあ、またあしたね。A。｣
貴｢！！！……はい…っまたあした。フロイド君…！｣
不意に呼ばれた自分の名前に、階段で倒れた時のことを思い出した。
"Aっ！！！"
私の名前を呼んだのは、君だったんだ。
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ヒスイ(プロフ) - ぽてとさん» ぽてとさん！うわぁぁめちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます！！！これからも頑張りますね！！！ (2021年11月26日 18時) (
レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - ヒスイさん» そうなんですね！では、更新頑張れぇーーﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ (2021年11月26日 16時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてと(プロフ) - いつも神作ありがとうございます！いつもいつも陰ながら応援させていただいておりました。ヒスイ様の更新を励みに頑張っております！更新速度も早くて本当に感激です。これからも更新を頑張ってください。以上です。 (2021年11月26日 7時) (レス) id: 332fdff4d8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - ぶるブルブルミちゃんさん» いやいや他の作者さんに比べたらまだまだです！！読者様の応援のおかげで書けています！！感謝です！！ (2021年11月25日 23時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - ヒスイさん» ツイステの小説なんでそんなうまくかけるんですか (2021年11月25日 23時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年11月17日 12時
