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14話 ページ14

貴「いらっしゃいませ!ご注文をどうぞ!」



初めての接客に戸惑いながらも何とかこなして行く。



モブ「Aさん!7番席オーダーお願いします!」



貴「はい!ただいま! 」




そして7番席に向かえば



そこには意外な人がいた。




「よぉA。」




可愛いお耳をピコピコと揺らすのは、




貴「レオナ先輩!!!」




サバナクローの寮長であるレオナ先輩である。





レオナ「本当に働いてんだなァ

……にしてもお前らしくねぇ服だ。」




私の衣装を見て、妖艶に笑うレオナ先輩に恥ずかしくなる……。





貴「あぁ……これは……。」





レオナ「ククッアイツらもいい趣味してんじゃねぇか。似合ってるぞ」




ポンポンと頭を撫でられる。




貴「ちゃ、茶化さないでください……私だって恥ずかしいんです……。」





その時だった。レオナ先輩の笑顔が消え、威嚇するように喉を鳴らす。




振り向けば、




フロイド「ねぇなにサボってんの。」




君がいた。



その顔から、怒っている事が見て取れた。




貴「あ、ごめんなさ……」




謝ろうとする私の声に被せるようにレオナ先輩が口を開く。




レオナ「俺が引き留めてただけだろ。客の話に付き合うのも店員の仕事だろ?」



そう言って庇ってくれるも、フロイド君は更にイラついたようで、舌打ちする。




フロイド「チッ…トド先輩は黙っててよ。
大体乙姫ちゃんだってお喋りする為に働いてるわけじゃないでしょ?
もうホールはいいから裏行ってきて。」





その冷たい言葉に言い返すことも出来ず、




貴「……ごめんなさいフロイド君……。レオナ先輩、では失礼します。」




頭を下げて裏に駆けた。

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ヒスイ(プロフ) - ぽてとさん» ぽてとさん!うわぁぁめちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます!!!これからも頑張りますね!!! (2021年11月26日 18時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - ヒスイさん» そうなんですね!では、更新頑張れぇーービビビビビ (2021年11月26日 16時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてと(プロフ) - いつも神作ありがとうございます!いつもいつも陰ながら応援させていただいておりました。ヒスイ様の更新を励みに頑張っております!更新速度も早くて本当に感激です。これからも更新を頑張ってください。以上です。 (2021年11月26日 7時) (レス) id: 332fdff4d8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - ぶるブルブルミちゃんさん» いやいや他の作者さんに比べたらまだまだです!!読者様の応援のおかげで書けています!!感謝です!! (2021年11月25日 23時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - ヒスイさん» ツイステの小説なんでそんなうまくかけるんですか (2021年11月25日 23時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年11月17日 12時

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