53話 ページ18
モストロラウンジにて魔法は使えないけど、自分のやれることを最大限に頑張ろうと必死に動き回る。
だけど…
ﾓﾌﾞ｢お前まじで邪魔、魔法も使えねぇんなら引っ込んでろよ｣
裏で1人の寮生からそう文句をつけられる。
貴｢ごめんなさい…でも、私は｣
その時だった。
大きな影が私たちを隠す
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢おや、こんな所でサボり、ですか？｣
ﾓﾌﾞ｢ひっ…ジェイド……。いや、コイツが俺の行くとこ前に出てきて邪魔だから指導してたんだよ｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢…僕には貴方よりもAさんの方がより動いているように見えますが…。
動かない使えない貴方の方が邪魔です…。
それとも……キチンと動けるように僕が躾て差し上げましょうか？｣
怪しく笑うジェイドのギザギザの歯がギラりと光る。
ﾓﾌﾞ｢っ！！！……いや、ごめん…俺が悪かった……。
ﾁｯ…なんだよマジで……｣
逃げていく寮生を見送りジェイドが私に駆け寄る
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢大丈夫ですか…？｣
貴｢はい…ありがとうございます！｣
ぺこりとお辞儀すればジェイドは何故か自身の肩に下げていたストールをスーっと外し私の首に巻き付ける。
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢……僕のストールをお貸しします。
これで暫くは妙な輩は近寄ってこないでしょう｣
貴｢ふふ…寮生になれたみたいで嬉しいです…｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢おや、もうオクタヴィネル寮生じゃないですか……ふふ…｣
貴｢ﾊｯ……そうでした…ふふ……｣
モヤモヤしていた心が晴れ、思わず笑顔になる。
だって、ここの生徒として認められた気がして嬉しかったから…。
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イロ(プロフ) - すごく良かったです。最近、ヒスイ様の作品を深夜に拝見させていただいております。その度に、感動して、涙が出て、、本当にいつも素敵な作品ありがとうございます。これからも拝見させていただきます。 (2023年3月8日 22時) (
レス) @page37 id: 3b41e00f46 (このIDを非表示/違反報告)
パピコ(プロフ) - やばいですめちゃくちゃ泣きました。最後のアースラ本当にありがとうもう感謝しかないです！アースラありがと〜✧\(>o<)ﾉ✧ (2022年9月7日 18時) (レス) @page37 id: 1442eac3b7 (このIDを非表示/違反報告)
sayy(プロフ) - あああああっフロイド、小エビちゃあああん!泣いたわ!ヤバイ! (2022年2月5日 0時) (レス) @page37 id: 694cb4f9d7 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - Milky chocolateさん» Milky chocolate様！嬉しいコメントをありがとうございます！！！励みに更新頑張ります！！！これからもよろしくお願いします！ (2021年11月6日 12時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
Milky chocolate(プロフ) - 前作から陰ながら応援させていただいていた者です、、、いつも更新楽しみにしてるので自分のペースで更新頑張ってください！ (2021年11月6日 11時) (レス) id: c42a942648 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年10月30日 10時
