50話 ページ15
『この世界に、何をしたんだ…テメェは…。』
焦るように私を揺さぶりながら発せられたその言葉に心臓がはねた。
貴「…もしかして、私を…覚えているんですか…」
レオナ「…当たり前だ…」
この人も、私を覚えているんだと
涙が零れた
レオナ「辛いな…
……好きなだけ泣け。」
そんな私を優しく撫でるその腕に、溶かされるように涙が止まらない。
貴「うぅ…っレオナ先輩……っ……」
そんな時だった。
「ここでなにやってんの。」
唸るような声に振り向けば、
君がそこに居た。
貴「フロイド先輩…!」
フロイド「先輩じゃねぇし。
てかさ、お前ジェイドの彼女じゃなくてトド先輩のだったの?」
貴「違……私は」
だけど私の言葉にかぶせるようにレオナ先輩が口を開く
レオナ「俺の…俺の大事な奴だから……。
…泣かせんじゃねぇぞ……。」
グルルと唸るその声にフロイド先輩はイラついたように舌打ちする
フロイド「……チッ……興味ねぇし、なんかつまんねぇ……このままサボるってアズール達に言っといて」
そう言ってギロっと睨まれる
その冷たい瞳は私の心まで凍らせる。
128人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イロ(プロフ) - すごく良かったです。最近、ヒスイ様の作品を深夜に拝見させていただいております。その度に、感動して、涙が出て、、本当にいつも素敵な作品ありがとうございます。これからも拝見させていただきます。 (2023年3月8日 22時) (レス) @page37 id: 3b41e00f46 (このIDを非表示/違反報告)
パピコ(プロフ) - やばいですめちゃくちゃ泣きました。最後のアースラ本当にありがとうもう感謝しかないです!アースラありがと〜✧\(>o<)ノ✧ (2022年9月7日 18時) (レス) @page37 id: 1442eac3b7 (このIDを非表示/違反報告)
sayy(プロフ) - あああああっフロイド、小エビちゃあああん!泣いたわ!ヤバイ! (2022年2月5日 0時) (レス) @page37 id: 694cb4f9d7 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - Milky chocolateさん» Milky chocolate様!嬉しいコメントをありがとうございます!!!励みに更新頑張ります!!!これからもよろしくお願いします! (2021年11月6日 12時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
Milky chocolate(プロフ) - 前作から陰ながら応援させていただいていた者です、、、いつも更新楽しみにしてるので自分のペースで更新頑張ってください! (2021年11月6日 11時) (レス) id: c42a942648 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年10月30日 10時