12話 ページ12
そして、計画実行日
あのクソ女とその取り巻きを呼び出した私。
女｢ねぇ話って何？やっと出ていく気になった？｣
嘲笑うように話すそいつに問う
貴｢なんで私を嵌めたの｣
女｢は？決まってんでしょ。
あんた鬼の癖にここにいる資格無いのよ。
早く出てって。｣
ﾓﾌﾞ｢そうだよ。自主退学しろよ｣
貴｢…しないって言ったら？｣
挑発するように笑ってみせる
ﾓﾌﾞ｢舐めんじゃねぇぞ。てめぇ……。｣
胸ぐらを捕まれ、そして床に落とされる。
貴｢…っ……今の私はもう鬼じゃない……
感情もある……私だって……傷つく……。｣
涙を流してそいつらを見上げる
ﾓﾌﾞ｢……！！！｣
女｢ちょっと、あんた達もっとやりなさいよ｣
だけどその女を無視するようにモブ共は話し出す
ﾓﾌﾞ｢いや。そうだよ。もうこの子鬼じゃないんだよ。｣
ﾓﾌﾞ｢そうそう。それに鬼殺隊として鬼を倒してたし……｣
ﾓﾌﾞ｢うんうん。襲われたこととかなかったじゃん？｣
ﾓﾌﾞ｢そうだぜ。あの鬼舞辻を倒した禰豆子ってのとおなじだぜ！｣
モブ共はまんまと私の泣き落としに引っかかる
だけどそれで、女は逆ギレ
女｢はぁ？同じ？こいつ鬼なんだよ？それにこいつのせいで柱何人死んだと思ってんの？！｣
ﾓﾌﾞ｢いや、それはAのせいじゃないだろ。
柱達は鬼と戦って亡くなったし、逆にAの特訓のおかげで生き延びた柱の方が多いだろ？｣
女｢はぁ……信じられない。もういいよ。
私が始末する｣
ﾓﾌﾞ｢え。お前何言ってんの。｣
女｢…もう遅いわ。あんた達も、共犯者なんだから。
……しんじゃえ……｣
そう言って女に階段下に突き落とされる。
貴｢っ！！！！｣
浮くからだ。咄嗟に胸元に隠してあったカメラを庇うように受身を取る
ｺﾞﾝｯと鈍い音が脳内に響きスーッと血の気が引く感覚がする。
あぁ、このまま死んじゃうのかな…。
アイツともう一度……笑いたかった。
煉獄……。
『A！！！Aっ！！！』
そう叫ぶ誰かの声を最後に。
私の意識は飛んだ
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ヒスイ(プロフ) - むつき。さん» むつき。様！ありがとうございます！嬉しいです！！頑張ります！！ (2021年10月2日 9時) (
レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
むつき。(プロフ) - 初コメ失礼します。すごく素敵でした…その他作品も頑張ってください！ (2021年10月2日 1時) (レス) @page15 id: da60582d52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年9月26日 14時
