【鬼滅の刃】君がため《短編集》

累 沼鬼 響凱『3つの愛を』5 ページ17

貴「累！！」




心配してくれたのだろうか累が助けに来てくれた。




響凱さんから解放された後、累から優しく撫でられる




累「ダメだよ…。Aは僕の家族だ。誰にも渡せない。

僕達の絆は絶対切れない。」




だが急に足元から鬼が現れ引き込もうとしてくる




沼鬼「面白ぇ…。その娘は喰わずに取っておく！

そこまで鬼を執着させるとは…きっともっと美味しくなるに違いねぇ！」



それを振り払いもう一度響凱さんに抱きしめられる。



響凱「喰いたいがために…家族ごっこのために…

そんな理由で共にいるなど考えられん

Aと言ったな。…小生が隣で小説を読み、太鼓を聴き、笑っていてくれ…。」



急な優しさにドキリとするも後から手を引かれ、次は累の腕に収まる。



累「Aは僕の妻になる人だ。

僕とずっと家族でいてくれるんだよね？

ずっと愛でてあげるよ」



優しく累の手が私の頬に触れる。


沼鬼「いや、Aは俺と共に生きて、もっと美味しくなったら俺の一部になって生きろ。

そしてずっと共にいよう。」



足元の沼地からは沼鬼が顔を出し私の足に擦り寄ってくる(犬と思ったやつ歯軋りの刑だ)



3つの愛に囚われた私…これからどうなってしまうのか。



それはまだ誰も知らない未来。







マリイさん、この度はリクエストありがとうございました！

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