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朧『君の側に』 ページ3

朧side


村が消えたあの日、私が天導衆の一員になったあの日…

私は虚様の血を受け再び生を受けた。


「虚…何をしている…何故童子を助けた」


その場に現れたのは白い髪をした美しい女性だった


女は虚の目を見るなり何かを悟ったように頷き私に近づいた


「…私と契約を交せ。我らと共に来い」


差し出されたその手に不思議と手が伸びる。


その時、周りにいた天導衆が飛び掛ってくる


それを刀でいとも簡単に弾きこう叫んだ


「その童子は私と契約を交わした。誰であろうと手出しすることは許さない!」


そしてその人は私の目を見て微笑みこう言った


「お前の名は今日から朧だ」



A。又の名を御影(ミカゲ)。天導衆の幹部の1人だ。


「何故私を助けてくれたのですか?」


私がそう聞くと御影様はこう答える


「虚が、貴方を助けたからよ」


それから幾日たっただろう。虚様と外の世界の話をし始めたのは。


天導衆を抜けるのなら…彼女も…A様も共に…


…だが御影様は着いてこなかった。


「出来るだけ時は稼ぐ故、その内に行きなさい」


そういって時間を稼ぎをして、私達を逃がしてくれた


だがその努力も無駄に、私は岩の下敷きになり虚様は行方知らずとなった。


死んだはずの私が蘇った時、私の前に現れ、もう1度天導衆に戻るのを許されたのも彼女が幹部に掛け合ったお陰だ。


「貴方が生きるにはもう一度天導衆に戻る他無い

大丈夫だ朧。お前は私が必ず守る。」


そう微笑んでくれた貴方の笑顔に心惹かれた


だが私の想いは貴方には届かない



「虚…何処にいるの…」



居なくなった虚様を想い夜独りで泣いている彼女を私は知っている



A様…私じゃ駄目ですか。


伝えたいその思いを胸にしまい、私は今日も貴方の隣にいる


側に居られるだけで…私は十分なのだから

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

思い付きで書きました

初めてこんな書き方をしました…

(いつもだったら
貴「ーーーー!」
朧「ーーーー。」と書くのですが。何となくね)

日によって書き方性格が変わる多重性格の作者ですがこれからもよろしくお願いします!

※多重性格とは
作者の性格がコロコロ変わるため作者が勝手に付けた実在しない病名です。多重人格ではありません

朧『勇気』→←作者から



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ヒスイ(プロフ) - こかさいだーさん» 沢山のお気に入りありがとうございます!通知音が幸せでした!嵐の夜には長編なりそうですので、別作(小説)としてつくろうかな?と思います!気長に待ってくださると助かります!ありがとうございます!これからも頑張ります!! (2020年5月21日 1時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
こかさいだー(プロフ) - お気に入り失礼します!個人的に(嵐の夜にめっちゃ気になるので続きお願いします!(コメントしたのがこっちですいません・・・)これからも応援してます! (2020年5月20日 20時) (レス) id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - アイさん» 斉藤終完成致しました!短くなってしまいました!申し訳ございません! (2019年5月26日 18時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 肉さん» 河上万斉完成致しました! (2019年5月26日 18時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - アイさん» リクエストありがとうございます!かしこまりました!しばらくお待ちください! (2019年5月16日 0時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒスイ | 作成日時:2018年12月1日 18時

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