河上万斉『運命の音』肉さんリクエスト ページ13
河上万斉『運命の音』貴方side
貴「ちょ…離して！！」
私達の出会いは…最悪だった
万斉「晋助…連れてきたでござるよ」
ここは鬼兵隊の船の中
街を歩いていたら急に刀で脅されそのまま拉致されて来たのだ…
その理由は…すぐに分かった
高杉「あァ…この世一の予言師さんと聞いたが…こんなじゃじゃ馬姫とはな…」
貴「こんなことしたって！…未来は変わらないわよ。貴方達は全員死ぬんだから…！！」
そう言うが顔色一つ変えないこの男…流石は過激派攘夷浪士の危険人物…
高杉「そうか…それならそれで面白れェ…
万斉…コイツが逃げねェように見張ってろ…」
万斉「分かったでござる…」
それから毎日私は鬼兵隊の船で河上万斉に監視されていた
貴「いい加減飽きないの？私を地球に返して…」
男はヘッドホンを外し
万斉「主は不思議な音を奏でるな…」
突然訳の分からないことを言い出す
そして彼は三味線を引き始めた
その音色は自然と私の体を動かした
船の中響く三味線の音色、それに合わせて美しく舞う
万斉「主の舞は心が安らかになる…」
貴「貴方の三味線がいい音色を奏でるからよ」
私は彼にだけは心を開き始めた
お互いに心を許しあったある日のこと
私は一つの未来を見た
万斉が死んでしまう未来
私は部屋を飛び出し万斉の元へ走った
万斉「丁度いい所に来たでござるな…。今日から数日船を空ける…。だから…」
貴「戦いに行くんでしょ…行っちゃダメ…！！」
私は万斉に抱き着いて引き止める
万斉「大丈夫でござる。すぐ戻る」
そう言って私の頭を優しく撫でる
貴「行ってはダメ。行ったら貴方は死んでしまう…」
万斉は私を一度強く抱き締めるとそれを離し背を向けゲートへと歩みを進める
貴「私が！！私がこの船に連れてこられた訳が分かるでしょう？
私の予言は…絶対なの…」
そう叫ぶ私の声に振り返ることもせず彼はゲートを閉じた
この戦いが彼らにとって大切なことは分かっている…
だけど…
万斉が死ぬなんて…。
そんなの…嫌！！
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ヒスイ(プロフ) - こかさいだーさん» 沢山のお気に入りありがとうございます！通知音が幸せでした！嵐の夜には長編なりそうですので、別作(小説)としてつくろうかな？と思います！気長に待ってくださると助かります！ありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2020年5月21日 1時) (
レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
こかさいだー(プロフ) - お気に入り失礼します！個人的に(嵐の夜にめっちゃ気になるので続きお願いします！(コメントしたのがこっちですいません･･･)これからも応援してます！ (2020年5月20日 20時) (レス) id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - アイさん» 斉藤終完成致しました！短くなってしまいました！申し訳ございません！ (2019年5月26日 18時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 肉さん» 河上万斉完成致しました！ (2019年5月26日 18時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - アイさん» リクエストありがとうございます！かしこまりました！しばらくお待ちください！ (2019年5月16日 0時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2018年12月1日 18時
