第三十二話 ページ32
「今話した通りだけど」
いや納得出来ますかっ!と体が痛む中立ち上がり先生を睨み上げた。
もう少し詳しく話してください!と詰めよれば先生は私の勢いに諦めたのか「とりあえず」と口を開き出して
「階級上げたいなら強くなって損はないでしょ。しかも僕が教えるんだから何の問題があるの」
なんて言う。いや大あり何ですが?なんで今上げてくれないの?ちょっとだけ上げてくれるだけでいいんですよ!
せめて三級か二級!四級は嫌だ!
というか先生に教えてもらうって、無理に決まってる!都合悪くなると無視するし視線も合わない。何考えてるか分からないしそもそも私の事嫌いじゃん!
無理無理と首を横に振るも先生は好きにずっと振ってれば?って感じで見てくるだけで何も言わない
だから徐々に首に限界が来て止めた
『大体強くしてくれるってのは分かりましたけど、別にそれ五条先生じゃなくても』
「なに、僕じゃ不満って?随分な言い方だね」
『違いますよ、・・・先生私の事嫌いですよね。それならわざわざ先生じゃなくてもって話で』
そう口にすれば先生が私の言葉を遮って「何言ってんの」って言ってきた。当たり前なこと言うなって事だよね
「嫌いだなんて言ってないけど」
まさかの言葉。いや確かに言ってないけど行動がそうとしか思えない。え、まさか自覚なし?
「――疑ってただけで、」
そう考えていれば小さく呟かれた言葉に私は目を瞬かせる。私疑われることしてませんけど?!
「そもそも大嫌いとか言ったのはそっちの方だし」
『なっま、また蒸し返して!あれは!先生が悪いんですからっ!』
「そうだとしても傷ついたなぁ」
案外先生根に持つタイプなの?!ここに来て新たな一面に動揺が
謝るべき?先生が悪いと言いつつ傷ついたと言う声色は罪悪感をかきたてられ
『・・・あの時はちょっと、言いすぎました。ごめんなさい』
「別にその件に関しては僕も悪かったからいいよ」
そう言われ下げてた頭を撫でられた
『とりあえず・・・嫌じゃないなら先生が教えてくれるって事で』
「ま、無理って言っても僕が教えるけどね」
なんて言う先生に首を傾げた、先生教えるの上手いってこと?と考えてる内に先生が「足、ちょっと怪我したでしょ」って手を差し伸べてきた
え、なんか優しい。ちょっと困惑
でも本当は嫌われて無かったってことだもんね?
というか何で急に階級についてやら優しかったり協力的なの?
何か理由があるよね?
無いならそれはそれで怖いし
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サクサク(プロフ) - マリオットさん» コメントありがとうございます。頑張りますね! (2022年11月3日 6時) (レス) id: ca8e59d07e (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - グハッ、、、、、、チーン(キュン死)面白いです、、、、、、チーン (2022年10月30日 12時) (レス) @page42 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - 吹雪さん» コメントありがとうございます。凄く嬉しいお言葉でこちらもきゅんとしました、とりあえずハンカチ投げときますね!応援に応えられるよう、頑張らせていただきます。 (2022年10月19日 7時) (レス) id: ca8e59d07e (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - きゅん…スッゴい好きです!これみてると涙止まらなくなる!応援してるぜ! (2022年10月19日 7時) (レス) @page40 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - シャチさん» 確かにカッコイイ声ですよね、五条さんって。更新頻度は遅くて申し訳ないですがゆっくり更新させていただきますね。 (2022年10月13日 6時) (レス) id: ca8e59d07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくさくびすけっつ | 作成日時:2022年8月11日 7時