第二十三話 ページ23
『ん？』
「だーかーらー好きな女子とかいじめるタイプなんだってあいつ」
もはや決め付けである。「あ、絶対そうだ、そうに違い無いわそんな顔してる」と腕を組んで頷く野薔薇に絶対違うよね？何納得してるの？って言うも聞く耳を持たないんだけど？
例えもしそれが階級が上がらない本当の理由なのだとしたら酷すぎるを通り越して先生の恋愛観が心配だよ
『だいたい好きな人なら優しくするものでしょ？』
「男は所詮ガキなのよ、好きな子に優しく出来なくて何やってんだ俺とか言っちゃってんだよ、きっしょ」
『って野薔薇は言ってるけど二人はどう思う？』
二人に振れば恵は明らかに嫌がってた、なんなら悠仁もちょっといやぁって顔に出てる
というか野薔薇の男の人への印象が悪過ぎる
「俺は好きな人なら優しくしたいかなぁ」
「二十点ね、次！伏黒」
「いやなんで点数つけてんの？」
「それより階級についてどうしたんだよ、話逸れ過ぎだろ」
そう言う恵の言葉に私達三人の「あ、そうじゃん」という言葉が綺麗に被った
「もういっそ夜蛾学長に相談してみたらどうだ」
『あ、言われてみれば』
「確かに･･･クソより夜蛾学長に言った方が階級が上がるかもね｣
成程、思わぬ所で解決策が出た。凄い、一気に解決しそう！と私が喜んでれば悠仁があのーとおずおずと片手を上げた
「Aと夜蛾学長との出会いが気になるの俺だけ？」
「無理やり転入ってやつ？そういえば私も聞いた事ないわね」
「ていうか無理やり転入って何がどうなってそうなったんだよ」
悠仁の発言に皆気になったのか言葉を待つ
私はあの時の事を思い出して少し苦笑いを浮かべてしまった
『私小さい頃から呪霊が見えてたんだけど周りに見える人いなかったから術式とか呪力とかも知らなくてさ。
で、あっち行けって感じで祓えるって後から知って特別困ってた訳では無かったんだけど、
学校の帰りに歩いてた人に呪霊がいたから助けてあげようって気持ちで祓ったの』
そう、あの時は本当に軽い気持ちで助けてあげようと祓ったんだ。だけど、とここから先の話を思い出して一人恥ずかしくなった
『あーで、実はその歩いてた人ってのが夜蛾学長でね、それで祓っちゃったのが学長の呪骸だったんだよね。
あはは、凄い驚かれてさ、私ここ最近まで呪術師の存在も知らなかったから祓って怒られたのが謎でさ、
それで高専の先生だって言うから色々教えて貰おう！と断られたけど無理やり･･･てな感じでうん、入ってきた』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2048人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクサク(プロフ) - マリオットさん» コメントありがとうございます。頑張りますね！ (2022年11月3日 6時) (
レス) id: ca8e59d07e (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - ｸﾞﾊｯ､､､､､､ﾁｰﾝ（キュン死）面白いです､､､､､､ﾁｰﾝ (2022年10月30日 12時) (レス) @page42 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - 吹雪さん» コメントありがとうございます。凄く嬉しいお言葉でこちらもきゅんとしました、とりあえずハンカチ投げときますね！応援に応えられるよう、頑張らせていただきます。 (2022年10月19日 7時) (レス) id: ca8e59d07e (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - きゅん…スッゴい好きです！これみてると涙止まらなくなる！応援してるぜ！ (2022年10月19日 7時) (レス) @page40 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - シャチさん» 確かにカッコイイ声ですよね、五条さんって。更新頻度は遅くて申し訳ないですがゆっくり更新させていただきますね。 (2022年10月13日 6時) (レス) id: ca8e59d07e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくさくびすけっつ | 作成日時：2022年8月11日 7時
