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ふたつめ ページ2

カタカタカタ、とただパソコンのキーボード音が響く薄暗い部屋。その部屋の主は食いつくように愛用パソコンの画面に見入る。

すると、不意にアニメの歌が流れる。それは、澪の携帯電話の着信音だ。

「!」

突然の着信に驚きながらも携帯をとる。

澪はそっと応答ボタンを押す。

「もしもし。」

消え入りそうな細い声で言う。

「あぁ澪?どうした?元気なさそうじゃねーか。」

何度も聞き覚えのある声にさらに驚く。

「知らない番号だったから、誰だろって。」

「人見知り炸裂かよ。」

普通に考えて知らない番号に元気よく出ることなんて出来ないと思うが_澪はあえてツッコむのをやめた。

彼の名は、奏矢 零。

普通に考えればこんな澪に友達がいるなんておかしな話だが__。

彼は、違う。

みっつめ→←ひとつめ



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設定タグ:オリジナル作品 , 超能力者 , 情報屋   
作品ジャンル:SF, オリジナル作品
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作者名:氷黎 | 作成日時:2019年11月4日 9時

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