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「初めの頃は不安しかなかったんですけど、事務所自体が暖かくて、みんなで作り上げようと言う勢いにのまれまして、笑」
「今では私の武器として、作詞作曲、楽器演奏、そして歌。これを使って進んでます。」
『長年のファンからは、おかえり。という声が沢山飛び交っています。そんな天野さんには今から、歌手デビューの曲となった "偶然も必然も"、そして最新曲 "嘘も本当も" を披露していただきます。』
『この2曲は、繋がっているということなんですが…』
「偶然も必然も、という曲は私が今まで経験したこの芸能活動の中で、何度もぶつかった壁、どん底時代もすべてそれがあったから今があることを示して作ってます。そして最新曲の嘘も本当も、は…」
「嘘を並べられて、裏切られて。それでも信じてくれる人を大切にする、それに気づかせてくれた、大切な人に向けた曲です。
私がここまで戻ってこれた理由でもあります。本当に感謝をしているのですが、直接ってなかなか伝えにくいじゃ無いですか…笑
今回、曲作りの時にHIROさんに思い切って書きたいことを伝えたらOK貰えまして…」
「私らしく、私の言葉で表現してます、聞いてください!」
完璧に、RAMPAGEとAのコラボが完成して
もう時期発表してステージでもやろうかとHIROさんが提案してくれた。
まもなくRAMPAGEはアリーナツアーを迎える。
初のアリーナ、Aのためにも頑張って作り上げたい、、
そう思いリハーサルに励む日々
最近、新曲のためにまた忙しいAは、
たまにしか返ってこない返信と
週に2回ほどの夜のテレビ通話
それで生存確認をしていた。
けれど昨日の夜中、連絡が来た
・
『明日絶対みて。』
新曲 "嘘も本当も"
"あの日あの場所あの時間 記憶の曖昧な私と助けてくれたあなた"
"気づけば迷い込んでいた暗闇 光のない嘘だらけの都会"
"どこかもわからない迷い込んだ私を、救い出そうと必死に探してくれた"
"いつしかもどかしい距離になったのに どの道が正解かわからなくて"
"いつも思い出すのは、あだ名に出会う前のわたし"
"ここで間違えたらどうしよう? またあの暗くて辛い日々に、私は戻らなきゃいけないの?"
"早く、私を助けてください"
"その願いが叶うまで きっといつまでも待ち続けるんだ"
こんな歌詞から始まるこの曲
初めて聞いた。
・
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作者名:サトウプリン | 作成日時:2020年7月1日 0時