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☆
着々とAとのプロジェクトが進み、
ボーカルとパフォーマーで分かれての練習も増えた。
そして気になることがひとつ
壱馬「ほんまええ加減にせいや笑」
「なんやねん笑 壱馬くんも笑っとるやーん！笑」
壱馬「ちゃうやん？笑そっちが悪いねんほんま笑」
壱馬さんと仲良すぎること。
しょうがない。こればかりはしょうがない。
けど俺の心はふつふつと湧き上がる嫉妬により真っ黒
同じ関西出身で盛り上がるのかな。
ホントは俺だけが知っていた関西弁
今ではグループで特に仲良くなったボーカル3人と翔平さんと陣さんとは関西弁交えて話してる
心、開いちゃったのかなあ
樹「まこっちゃん」
慎「はいっ」
樹「そんな暗い顔しちゃダメ。Aちゃん、本当はとっても明るくて社交的な子、なんだよね。地下アイドルの時はそうだったみたいだし。ようやくここまで戻れたのも、まこっちゃんのおかげなんだよ？」
樹「だから、胸張って好きでいていいじゃん。壱馬さんもまこっちゃんがAちゃん好きなのわかってるじゃん。だからそんなやましい事はしないし、付き合ってく中で必要なやりとりなわけだし。」
樹「自信持って、追いかけなよ」
慎「樹さん…」
でも、自信ないのは仕方ないよ
初めてこんなにグイグイいったのに、好き好きいったのに。
なんか軽く流されるし、本当にわかってないなってなるもん。
俺の片想い、なのかな。
意識、してくれてないのかな
仲良い男友達、止まりなのかな
果たしてそれになれてるかもわからない
気づいたら負の連鎖
名前を呼んでくれていたAに気づかなかったんだ…
・
「まこくんっ…？」
「今日…久々にご飯食べない？」
「…まこくん？」
気づいたらパフォーマー以外部屋にいなくて
さっきまで振り入れで全員居たのに不思議に思う
健太「…ねえまこっちゃん、無視は良くないんじゃない？」
慎「…え？」
健太「A、すごい悲しそうな顔してたよ」
慎「え？いつですか、」
健太「…そんな態度なら健太がもらうよ」
慎「まって、、」
北人「まこっちゃん。俺らだって黙って見てるだけじゃないから」
いつしか戻ってきていた北人さん
健太さんに言われたことがわからない
翔吾「まこくん？って心配してたよ。声かけても反応しないから」
慎「もしかして…」
・
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作者名：サトウプリン
| 作成日時：2020年7月1日 0時
