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♡
「いつみても広いな」
慎「そのうちなれるよ」
「…そうかなぁ」
入り口で、警備員さんと受付嬢さんに挨拶をする。
まこくんと二人並んで入ったため、受付嬢さんから3度見くらいされるわけで
「なんかちょっと怖いな」
慎「怖くなんかないよ、俺といれば大丈夫」
謎の自信家まこくんの不安しかない言葉にとりあえず頷く。
HIROさんのとこ行ってきたら？と言われて
社長室まで連れてってもらう。
慎「なんかあったらLINEしてね。俺らとりあえず今からだから、」
「わかった、ありがとう！頑張ってね」
頭ぽんってして笑顔と共に消えるまこくん
やっぱりときめいちゃった…かもしれない…
どうしよう？好き、かもしれないよこれ
でもこんなの、許されるわけ…ないよね
まこくんの優しい部分に漬け込んでるだけ…
そう思いながらノックをした。
・
トレーナー「いいね、声質がバッチリなんだよなぁ〜」
「ありがとうございます」
トレーナー「けどね、一つ。あなたがこれからの課題にしないといけないのは」
トレーナー「感情。」
「感情…」
トレーナー「声もスキルもあるけど、ふとした時に何かが足りないなと思う所があるの。全体的に良いのに、表情がないな、とか。」
「表情がない、ですか」
トレーナー「もっと、楽しいこととか明るいこと考えていきなさい！日常生活からそう言う所でるからね…！」
「わかりました、頑張ります！」
HIROさんへ挨拶した所、今日からボイトレしようか〜と言ってくださり、
トレーナーさんへ挨拶。
とても優しい方だけどちゃんと指導してくれた。
わたしに足りないのは表情が曇るところと感情がないところ
どうやって、明るい感じで歌えるのだろうか
・
コンコン
「失礼します…？」
北人「ああ！Aちゃーーーん？！久しぶり、まさかの同じ事務所とか…」
壱馬「ほんま嬉しいわ」
陣「大歓迎やで！」
彰吾「これからもよろしくな〜！！」
ボイトレが終わり、まだRAMPAGEさんはリハしてるよとのこと。
HIROさんがみんな会いたがってるから行きな？と場所を教えてくれて
震えながらドアを開けたらみんな飛びついてくるもん
そんな中、一人だけ輪に入らずに暗い顔してるまこくん
え、どうしたんだろう…？
・
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作者名：サトウプリン
| 作成日時：2020年7月1日 0時
