【ブラコン】アメリカから転入して来たあの子は、バスケ部のコーチでキョウダイがたくさんいます！【黒バス】

第24話 ページ25

黄「二軍の試合に同伴！？このちんちくりんとっスか！？」

虹村さんが主将辞める発言のあと、とりあえず涼太とテツヤの関係を良性化するための手段を提案した。

黄「なんでっスか！？」

貴「教育係をちんちくりんなんて呼ばないの」

涼太はどんなになめていた相手でも、人度その考えを覆せばウザイくらいに懐いてくる。

現に私のときがそうだったのだから。

テツヤも試合の方が実力が発揮できるようだし、丁度いいタイミングで練習試合があったからそこに2人を送りこむことにしたのだ。

貴「保険よ。二軍三軍の試合でも一軍選手を入れる決まりがあるみたい」

だから納得してと言っても、まだぎゃんぎゃん喚く涼太。

貴「はぁ。私はあんまり好きじゃないんだけどね。帝光の唯一絶対の理念は“勝つこと”。だから負けは論外なの。内容うんぬんの話はまず勝ってからしようね」

黄「………………わかったっス」

間はかなりあったけどなんとか納得してくれたみたいだ。

貴「あ、あと今回の帯同マネージャーはさつきだって」

桃「はーい。分かりました！」




試合後。予想通り涼太はテツヤを認めた。

おまけでさつきまでもがテツヤに好意を持ったらしい。「アイスの棒をくれたの！」とか言ってたけど、よくわからなかった。

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