【ブラコン】アメリカから転入して来たあの子は、バスケ部のコーチでキョウダイがたくさんいます！【黒バス】

第14話 ページ15

貴「ただいま〜」

部活が終わり、真田コーチとこれからの練習について少し話し合ってから帰宅した。

弥「お姉ちゃんおかえり！」

貴「わたる〜ただいまぁ」

ぎゅーっと可愛い弟を抱きしめる。

はぁ癒されるぅ

雅「おかえりA」

貴「雅にぃただいま！」

雅にぃにもハグ。

要「日本に戻って来てからのAちゃんはハグしてばっかだね」

貴「1年間みんなに会えなかったからさ。その分をチャージしてるの。かなにぃ嫌だった？」

要「そんなことないよ。おいで」

貴「ふふ、ぎゅー」

両腕を広げて待つかなにぃに飛び込んでハグ。

右「A早く手を洗ってきなさい。夕飯の準備はできてますよ」

貴「はーい。でもその前にぎゅー」

右「はいはい。早くしなさい。今日はAがリクエストしたオムライスですよ」

ぽんぽんと頭をたたく京にぃはもうお母さんと名乗っていいと思う。

はーいと返事をして、手を洗いに行って戻ってくる頃にはテーブルに7人分のオムライスが並んでいた。

今家にいないのは、そもそもここに住んでいないひかにぃとなつにぃ。それに仕事中のつばにぃ、あずにぃ、琉生にぃ、風斗だ。

ひかにぃは海外にいるから仕方ないけど、なつにぃと風斗とは私が帰国した日にしかまだ会えていない。

仕事が忙しいのはわかっているけど、寂しいもんだ。

祈「新しい学校はどうだった？」

貴「んー、どうだろうまだ初日だし。戸惑ったこともあるけど、でも楽しかったよ！」

みんなのアレはバスケに対するものだと思うことにした。そうでないといろいろ辛い。

貴「あ、そうだ。私部活入ったから帰りは遅くなると思う」

侑「へぇー、なんに入ったんだ？」

貴「……バスケ部」

侑「え？」

あー、やっぱりびっくりするよね……。

侑にぃ箸止まってるし、いおにぃも珍しく驚いた顔してる。すばにぃにいたっては箸落としてるし。

第15話→←第13話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す