【短編集】jr.exile

八木勇征 ページ7

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どしゃ降りの中傘を盗まれ、ここから近いところに住んでる勇征くんに傘を借りようと

インターホンを鳴らす



「 はーい！…ってAちゃん？！どうしたの？！」



『 傘盗られたか「 ずぶ濡れじゃん！！



早く中入って！！！ 」





話す間もなく、家に上げられ





「 Aちゃんお風呂入ってきて！ 」



『 いや、あの、』



「 ほら！風邪ひくから！ 」




お風呂に入る事になった

傘貸してくれるだけで良かったんだけどな…



お風呂から出ると勇征くんの服が置いてあり


着ていいのかな？と疑問もありながら
乾きたての頭から被る




『 勇征くんの匂いだぁ…』



いわゆる、 彼シャツ に少し頬を赤くする








『 勇征くんお風呂ありがと 』



「 うん！Aちゃんこっち来て、」




ハテナ を頭に浮かべながら勇征くんの元に行くと、ギューッと抱きしめられる





「 僕の匂いする 」





んふふ(笑)と笑いながら勇征くんの脚の間に座らせられた



『 ねぇ、もしかしてだけど私このまま泊まる感じ？ 』



「 もちろん！ 」



『 でも、仕事大丈夫？ 』



「 仕事よりAちゃんだもん 」



『 逆でしょ(笑)


でも、嬉しいなぁ、』





最近会えてなかったから尚更、

勇征くんとの時間が幸せに感じる





『 勇征くん大好き 』



「 …可愛すぎｯ、、」





そう言い、お姫様抱っこでベットまで運んでくれた


すると、勇征くんが私に跨りキスをする




『 んっ、… 』


「 ねぇ、シよ？ 」



と、またキスを落とす




『 ダメ、明日仕事でしょ？ 』



「 でも…『 だーめ、また今度、ね？』



「 Aちゃんが言うなら… 」



『 今日はもう寝よっ 』



「 うん… 」






私を腕の中に閉じ込めて、電気を消す









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