【短編集】jr.exile

吉野北人 ページ13

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「 A暑い〜 」




『 じゃあどいてよ！私も暑いんだけど 』




「 えーやだ 」







暑いと言いながら、私の上から動かない北人


やだじゃねーよ！！！







『 てゆか、なんでさっきからこの体制なの 』




「 いいじゃん。会うの久しぶりなんだし 」




『 理由なってないし、とっても暑いんだけど 』







結局どかないし、、


こうなったら最終手段






『 じゃあ北人これから接触禁止ね 』




「 なんでそうなるの！ 」




『 どかないから。 』







これからあっつ〜い夏が来るって言うのに、こんなん繰り返されたらたまったもんじゃない






「 ごめんって〜 」




『 まだ、退かないか 』




「 ほら、これで許して 」







・







「 にぇえ、にゃんで 」
(ねえ、なんで)





キスしようとした北人の頬を挟む









『 キスなんかじゃ許さないからね 』




「 じゃあどうしたら許してもらえますか 」




『 アイス買ってこい 』




「 えーやだー暑いー 」




『 なら私から離れろ 』




「 もーう、わかりましたー 」









『 いやいや、買いすぎでしょ、』



アイスを冷凍庫にいれるのに苦戦したのは初めてでした。

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