【短編集】jr.exile

白濱亜嵐 ページ12

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上を見ると、店いっぱいに充満する煙




そして、前を見ると焼き鳥とビールを美味しそうに頬張る今日の主役






『 今日は亜嵐の奢りだからもっと食べてもいいよね？！ 』



「 好きなだけ食べろ！！！ 」






そう言うと店員さんを呼びまた注文をする






「 でもさ、ほんとにここで良かったの？ 」



『 何が？ 』






焼き鳥片手に聞き返してくるA






「 折角の誕生日なのに居酒屋なんかで良かったの？ってこと！

普通なら恋人の誕生日ってレストランとかで祝わない？！ 」



『 私が居酒屋よりレストラン選ぶと思う？ 』



「 思いません。 」←






見ての通りAはなんかサバサバしてるって言うか、

ほんと男みたいな性格なんですよ！！





「 じゃあせめてケーキは食べよ！ 」



『 えー、、んー…コンビニのなら許す 』



「 おっしゃ！ 」







ケーキを買ってあげれるだけでもいいんです


それだけでも奇跡なので、、








なんやかんやで結構な時間が過ぎた。




『 あーお腹いっぱい 』



「 これからケーキだぞ 」



『 あ、… まぁ大丈夫っしょ 』






おいおい、大丈夫か、


まぁ、無事今日でAも俺と同じ歳になったと言うことで… あ！！！！




まって、大事なこと言うの忘れてた！！





少し前を歩くAを呼び止め








「 これからも俺の傍にいろよ！ 」


『 …






亜嵐チャラーい！(笑)』









また、前を歩き出すA



それと同時に髪を耳にかける仕草をするのは

" 照 " を意味してる。






多分本人は無意識だろーけど




あんな性格だけど可愛いとこもあるんです！！

吉野北人→←澤本夏輝

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