【男性声優】_声優界の王子様は斉藤壮馬のお兄さんだった様子_

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「えーと、次は… '' アイナナの推しは!? ''」


『推し…勿論愛音なんですけど、それ以外だったら…んーー…
これ僕が今後のストーリー知ってるから言えることなんですけど、新キャラの悠くんと楽です。』


「え、意外なチョイス」


『結構好きなんです、はい…』


「 '' 今後の愛音くんの見所を教えて! '' 」


『見所かぁ…結構いろんな人たちと絡みがあるので、そこ楽しみにしててください!』


「 '' 3部のムービーで目から汗が止まりません '' 」


『えっ、それ最早ただの意見…
確かに衝撃的な映像ですよね〜…けど、どんなことがあっても彼等はアイドルですから。
最後には絶対笑顔にしてくれますよ。』


「かっこいい…」


「見た目だけじゃなくて台詞もイケメンですか」









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「お疲れ様です、Aさん。」


『俊樹、お疲れ。』









収録終了後、増田は帰宅準備を進めるAに小走りに駆け寄り、挨拶を交わした。









『…?どうかした?』


「いや、この後…暇かなって」


『この後?この後は…特に何もないけど、』









'' 何もない '' という言葉に増田の顔が華やぐ。

そっ、とAの片手を両手で取った。









『…俊樹?』


「あの、少しだけ…飲みに行きませんか?」


『え?』

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