【男性声優】_声優界の王子様は斉藤壮馬のお兄さんだった様子_

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「【 雅さんが…ッここにいるって言うのか!?
だから太宰さんはお前達側に……! 】」


「【 その目…嗚呼、君もか。
君も彼が愛おしく、大事だと言うのか。

そうだとも。あの砦には島崎 雅が居る。】」


「【 あの人は無事なのか!? 】」









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『【 ( 治、くん ) 】』

『【 ( 敦くん、鏡花、龍…… ) 】』









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「……さすがに、Aくんはだいぶ役が染み付いてきたね。
これかなり難しい役柄だと思うのに…」


『ぁ、光栄、です。
時代背景によって結構タイプが変わるキャラなので場面によってはかなり苦戦しますけど…』









憧れである石田彰直々に賛美の言葉を受ければさすがのAも顔が真っ赤だ。









『ぁの、石田さん…?』


「なぁに、Aくん」


『どうして僕の頭を撫でていらっしゃるので…?』


「かわいくて、つい。」


『わ、ぁ…そんな色気ボイスで可愛いとか、辞めてください……』









完全にファンの顔になっていた。

後に中井は、その時の宮野と上村の顔と、石田のあの余裕の笑み。
あれほど比較して面白いものはないね、と語った。









「Aさんッ、ちょっとここ聞きたいんですけど…!」


『えっ、あ、ああ…祐翔くん。どこ?』


「えーっと…この21ページの…」


「酷いじゃないですか石田さん…ッいくら石田さんがAくんの憧れだからって、こんな」


「落ち着きなって宮野くん。余裕ないなぁ。」


「ああああ!!もうこれは報告ですね、親衛隊に報告です!!隊則違反です!!
あんな、あんな可愛い赤面Aくん独り占めするなんてーーー!!!」

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