私はある兄弟に正体を知られてしまった様で【地縛少年花子くん】

七不思議 伍拾肆話 ページ6

光side









光｢決めた！やっぱオレはお前を祓わねぇ！｣









花｢…なんで？…俺の事人殺しの悪霊だって言ってたじゃん…｣









光｢あれは…なんも知らねーで適当に言って…悪かったよ、お前にだって色々理由があったんだろ？｣









花｢理由…ねぇ少年、一体どんな理由があれば…
人を殺しても許されるんだと思う｣









ﾄﾞﾝｯ!!









光｢ｯ!!｣








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その頃

〜A教室にて〜








先｢はーい、じゃあ授業はここまで〜｣









貴｢あぁ〜！やっと授業終わったぁぁ！｣









寧｢って言っても、Aちゃん…授業途中参加だったじゃんw｣









貴｢ﾋﾞｸｯ！…まぁ^^;色々と…ね…｣









葵｢まぁまぁw｣









生徒1｢ったく、アイツどこ行ったんだ…｣









生徒2｢わかんねぇー急な陣痛でどっか行っちまった
きり、戻って来なかったもんなー源｣









貴｢(ｯ…！源？…あれは中等部の制服…って事は…
光くんか！！急な陣痛って言って出てったんだww)｣









貴｢(いやいやいや!!今はそれじゃない!!…)｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ









貴｢(行ったきり戻って来ないってどういう事…？授業は1時間あるし…光くんなら真面目だからちゃんと戻って来ると思うんだけど…)









貴｢何かおかしいな…胸騒ぎがする…｣









寧｢？Aちゃん？胸騒ぎって…？｣









貴｢あぁ！ごめん寧々ちゃん！また授業ぬけるわ！
それじゃ！｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ…









寧｢えぇ！あ…ちょ…Aちゃん!?｣









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光｢ｯ…!?｣









花｢今…俺が…ここで少年を殺しても、何か…凄く
特別な理由があれば…｣









花｢許されるかな…？｣









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貴｢普…｣

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