七不思議 漆拾玖話 ページ31
寧々side
花子くんに似たあの子もそうだけど
…私ってば、いつも花子くんやAちゃんの
側にいても…あの二人の事は何にも知らないんだなぁ…
一度聞いてみるのも考えたけど…聞づらいしなぁ…
花子くんはともかく、本当の名前も知れたし…
土籠先生の依り代に触れたせいか…少しだけ、過去も見れた…
けど…Aちゃんに関しては何も知れてない…16時の書庫でもそれらしき本は無かったし…
自分語りなんて事もしない、寧ろその話題を避けてるようにみえる
というより…Aちゃんは何かを隠してる?…
私たちに知られて欲しくない過去か何かがあるのかな…
Aちゃんに関しては本当に謎だらけだなぁ…
妙に七不思議にも詳しいみたいだし…
寧「…ってあれ?…なんでAちゃんって七不思議に詳しいんだろ…ただの怪異のはずなのに…」
前に屋上であの子がAちゃんの事を低級だって
言ってたし…もし、それが本当だとすると…
低級の怪異が学園を守る七不思議の詳しい情報だなんて…知り得るはずもないよね…
寧「…Aちゃんは一体何者なの…」( ºωº; )
……………………………………………
ー放課後ー
花「ねぇ〜ねぇA〜」
貴「…な、何?」(- - #)
花「ヤシロ来るの遅くない?」ニヤ
貴「そう?…忙しいんでしょ」(-ω-;)
花「ヤシロに忙しい事なんてあるのッ!?」
貴「おい…寧々ちゃんを何だと思ってるんだよ」←
貴「てか、なんで私がトイレ掃除しなきゃいけないの!?」
花「だって…ヤシロ来ない=トイレ掃除する人がいない=トイレ掃除してくれる人がいる=A」←
貴「だから!なんで私なのッ!?」(^ω^#)
貴「自分の境界なんだから自分でやればいいじゃん!」
花「えー」( ˙꒳˙ )
貴「…それに…私だって暇じゃないんだから…」
花「んー、ずっと前からその台詞聞いてるけど…
暇じゃない事って何してるの?」
花「…それは俺と居る時の時間よりも大事な事?」
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れーんーりー - スコスコのスコ (2020年10月21日 5時) (レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
もふろん(プロフ) - 面白かったです。頑張ってください (2019年12月22日 13時) (レス) id: 8e74271b05 (このIDを非表示/違反報告)
でん - 面白かったです!続編読みたいです。これからも頑張ってください!! (2019年12月22日 12時) (レス) id: 0ed70a08be (このIDを非表示/違反報告)
ルウハ - めっちゃこの話好きです!これからも頑張ってください! (2019年12月19日 16時) (レス) id: e338516257 (このIDを非表示/違反報告)
メイク - この話すごく好きです!!続編見たいです!大変だと思いますが、よろしくお願いします! (2019年11月7日 7時) (レス) id: 5d77be8336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪雫 | 作成日時:2018年5月24日 3時