七不思議 淕拾肆話 ページ16
寧々side
貴「それにしても…どうして光くんまで此処に?」
光「んー、思えばオレって、あいつのこと
何も知らないんすよね…だから、少しでも…
あいつについて知れたらなって…」
光「もちろん!A先輩についても
知りたいっす!」
貴「そっか…」
ヒラヒラヒラ…
ん…?蝶?あぁ…もうこんな時間か…
光「A先輩!蝶が止まったところに扉が…
もしかして…これが…」
貴「16時の書庫…」
光「じゃあ…早速…中へ」
貴「ッと!その前に!一つだけ注意点!」
光「??」
寧「あッ!それ私が一番聞きたかった事!」
光「…注意点すか?」
貴「うん、16時の書庫にはその名の通り沢山
本があってね、白、黒、赤と3種類の本があるの…」
寧「そこまでは葵に今日聞いたよ!でも、
そのあとの話が聞けなくって^^;」
貴「そうだったんだね^^;じゃあ話がはやい!
白、黒、赤のうち、白、黒は全然安全なんだけど」
貴「どうしても…赤い本だけは…絶対に見ちゃいけないよ?」
寧「赤い本は見ちゃいけないか…分かった!」
光「簡単すねッ!!」
貴「そうでも無いよ!光くん!二人は私と違って
生きている人間なのだから!今から行くとこは
怪異の領域…気を抜けないよ!」
光「そ、そうっすね…」ゾワ…
寧「じゃあ、扉開けるよ?」
ギィィ…
寧「わぁ!すごい…」
光「A先輩の言った通り、すげぇ数の本すね!」
寧「白い本は生きている人ので…黒い本は死んでいる人の本だったはず…」
光「白が多いっすね…黒はちょっとしかねーや」
寧「(あれ…?赤い本が何処にもない?…無いなら
その方がいいけど…)」
光「よぉーし!花子の本なら黒っすよね!んじゃ
探しますか!」
寧「うん!」
貴「がんばれー」(棒読み)( ̄▽ ̄)←
寧「えー!Aちゃんも探してよ〜」
貴「えー、だって私知りたいって思わないもん」
寧「そんなぁー」(´._.`)シュン
貴「まぁ、自分の事はともかく…普については
誰よりも知ってるつもりだけど…ね?」((ボソッ…
寧「ん?Aちゃん、今何か言った?」
貴「…いや…なんでもないよ!」ニコッ
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れーんーりー - スコスコのスコ (2020年10月21日 5時) (レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
もふろん(プロフ) - 面白かったです。頑張ってください (2019年12月22日 13時) (レス) id: 8e74271b05 (このIDを非表示/違反報告)
でん - 面白かったです!続編読みたいです。これからも頑張ってください!! (2019年12月22日 12時) (レス) id: 0ed70a08be (このIDを非表示/違反報告)
ルウハ - めっちゃこの話好きです!これからも頑張ってください! (2019年12月19日 16時) (レス) id: e338516257 (このIDを非表示/違反報告)
メイク - この話すごく好きです!!続編見たいです!大変だと思いますが、よろしくお願いします! (2019年11月7日 7時) (レス) id: 5d77be8336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪雫 | 作成日時:2018年5月24日 3時