いや、嬉しいけども ページ32
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間もなく萌にもその連絡が行ったようで、事務所の本社に用事のある川崎さんと別れて新幹線に乗りLINEを開く。
『Aー、今日はお疲れ！
さっき仕事の話来たんやけど、そっちも聞いた？』
『ありがとう！
聞いた聞いた、タイミング合いすぎてびっくりしたわ』
そう送った数秒後すぐに既読をつけた萌が電話を掛けてきたので、さすがに新幹線やし拒否した。
『ごめん、新幹線やねん今』
『あ、ごめん！てか、やりたくないとか言うの無しやで』
『言わんよ、そんなわがままやないし』
萌とのトーク画面を閉じ、先ほどたくさん私のエピソードを話して助け舟を出してくれた先輩にお礼のメッセージを入れて眠りについた。
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「まあ3人くらいって言うてたから小島くんがいるかどうかは分からんか」
「たしかに、話来た段階じゃそこまで言われてなかったもんな」
「…そんな分かりやすく落ち込まんでええやん」
「はあ！何の話やねん！」
にしても、ここ1ヶ月は今までじゃ考えられへんくらい頻繁にお仕事のお話を頂けて嬉しいのと同時に、私らの何がそんなにプロデューサーさんにハマったんやろと考える日々が続いていた。
そして今日はロケ前の打ち合わせ。
これまた全国放送ではあるが撮影は関西の方で行われるため、劇場での出番が終わってからゆっくり指定された場所に向かっていく。
今回は男性3人と女性4人というかなり大人数でのロケらしい。
もう1組の女性コンビ“桜吹雪”さんはコンビ名に反してかなりガツガツ系の先輩たちやけど、根は優しいから今回はあまり緊張していないし、来月上京を控えているからむしろ一緒に仕事が出来て嬉しい。
まあ、色んな意味で油断は禁物だけれども。
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ディレクターさんとの軽い自己紹介や挨拶を済ませた後渡された台本に目を通しながら打ち合わせを進める。
まあ、ロケ参加者の欄にはなんとなく予想していた文字もあって。
「今回はコーヒーフロートさんと桜吹雪さん、そしてAぇ! groupからは正門さんと福本さんと小島さんがロケに出ることになってまして、進行は桜吹雪さんの方にお願いするという形になってます。
ロケの内容としては、今結構観光スポットにもなってるような商店街の中の店を色々紹介するってところまではお話がいってると思うんですけど、」
そこまでディレクターさんが説明したところで、ディレクターさんは電話が来たため席を外した。
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もやし(プロフ) - Sara_nさん» 返信遅くなりすみません。一通り確認してみたのですが、私の端末では最後まで名前変換が対応していたので改善が出来ず……申し訳ないです。過去の更新の仕方に何か問題があったのかと思います。ご指摘ありがとうございました。 (2022年11月27日 16時) (
レス) id: d1393d657d (このIDを非表示/違反報告)
Sara_n(プロフ) - 途中から名前変換が対応してません… (2022年11月19日 8時) (レス) @page28 id: 90a98b993e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もやし | 作成日時：2022年9月3日 2時
