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幕間 ページ20

[同時刻]

「……鼠が入ってきたようだが」

 ランタンの淡い光が照らす庭。テラステーブルを前に紅茶を嗜む女性が、彼らの到着を勘づく。

「今度の迷い子は、かの剣士の息子の様です。此処はわたくしが丁重にもてなし、早急に退避願う様に促してきましょう」
「鼠に言語が通じる訳無かろうに。
 慈悲はいらぬ。疾く殺してくるのだ。ここまで来れたのだ、かの鼠だろうと苗床にはなれるだろう」
「……我らが女帝の望むままに」

 シスターであろう女性は一冊の本を抱え、その場を後にした。

第三章 【禁忌の修道士】→←第二章 【お騒がせ埋葬人】



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設定タグ:一次創作 , オリジナル   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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作者名:ミンミンゼミ31039 | 作成日時:2018年12月8日 22時

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