一家に一組、すのーまん。ふぉー!!!

# ページ20

私もプラネタリウムなんて見るの久しぶりで、しかも今日はめめが隣にいて。
星も綺麗だけど、隣にも綺麗な人が座っていて。


一瞬だけちらっとめめを見たら、目きらきらさせて星を見てて。それがとっても絵になってて。
慌てて目そらしてちゃんと星を見たけど、なんというか……人生で一番ドキドキしたプラネタリウムだった。






mg「星やばかったね」


ね、すっごい綺麗だった! たまにはいいね、こういうのも。
ありがとう連れてきてくれて。


mg「いーえ」


次は? どうする?


mg「んー……」


……まさかノープラン?


mg「……あ、じゃあ俺がしたいことしていい?」


あー、いいよ。何?


mg「じゃあ上向いて」


はい、上向きます……上?
なんで、って聞こうと思ったのにそれは出来なかった。


だって、上を向いた瞬間にめめの顔が近づいてきて、そのまま、唇を、塞がれて……。




ぼん!!




いや、ぼん!! じゃないのよ!!
ねえ!! あんた今何した!? ねえ!?


mg「うわーあぶねえ」


あぶねえ、じゃねえんだよこのみにまむ野郎!!
あんた私の、私の、え……!?


mg「別に初めてじゃねえだろ」


そういう問題じゃないの!! いや、ちょ……!
あーもう! 帰るよ! さっさと帰るの!! もう!! ばか!!






ru「わーおかえり……Aちゃん?」
kj「なんかめっちゃ顔赤いな」
iw「喧嘩……じゃなさそうだな」
nb「……お前何した?」
mg「……何も?」
sk「はいはいはい!! めめの顔めちゃくちゃ赤いです!!」
dt「耳までしっかり赤いですね」
ab「これは事情聴取の必要がありそうですねー?」
fk「っしゃあめめを取り押さえろ!!」

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