一家に一組、すのーまん。つー!

# ページ26

ちょっと待って……イケメンじゃないですかふっかさん。
知ってたつもりだけどあなたイケメンじゃないですか。無駄にかっこいい服着てるし。
人間になった時の破壊力やばいな。マジかっこいい、やばい、何も言えねえ……。


fk「……どうした、大丈夫か」


……本当にふっかなんだよね。


fk「ふはっ、ふっかです。信じられねえよな、俺も信じられねえもん」


信じられないよ……あれやってよ、あわび! えび!!
……やってくれるな、本物だな。


iw「変顔しないと信じてもらえないって……」
mg「うける」
ab「顔でかいと変顔もやばいな」
fk「誰が顔でかいんだよ」
kj「いや、今日はでかい」
ru「物理的にでかい」
sk「ちょっとこの部屋狭くない?」
fk「俺の顔がでかいからだよ!」
dt「いや、普通サイズの人が2人いるからだよ」
nb「だははははっ」
ab「ど正論だわ」


みんなみにまむだもんね、マジでふっかだけ大きくなったんだね。


fk「まあおふざけはこの辺にして……デートしてよ、A」


不意に見つめられて思わずどきっとした自分がいた。
よくないよ、イケメン耐性ついてないんだって。


fk「A……ドキドキしてる?」


ばっ……やめてよ! そんなんじゃないし!!


ru「……Aちゃん顔赤くない?」
ab「ふっかに惚れた?」
sk「嘘でしょ!?」


惚れてはいない!! 断じてない!!


fk「そんな否定する!?」
mg「ふははははっ!!」
iw「めっちゃうける」
fk「だあー! もう行くぞA!!」


ふっかが逃げるように玄関に向かう。
わかったから! ちょっと待ってよ!




sk「……行っちゃった」
dt「でもお似合いだよね」
ru「あーいつか僕もデートしたいー!」
kj「そういえば……いつ元に戻るんやろ」
ab「あ……何も書いてないな」
iw「まさかずっとあのままじゃないよな」
nb「え、それはずるい」
mg「それは困る」
sk「まあなんとかなるんじゃね、ふっかだし」
ab「どんな信頼の置き方だよ」

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