第壱戯 ページ3
・
緊急柱合会議が行われることになり柱は本部、産屋敷邸へと集まっていた。
緊急ということもあり柱内では只ならぬ空気が漂っている。
「お館様の御成です」
童子様二人が鬼殺隊当主“産屋敷耀哉”と共に現れると柱は一斉に跪いた。
産屋敷「よく来たね、私の可愛い子供たち。お早う皆、今日はいい天気だね。空は青い。緊急にも関わらず全員が揃ったこと嬉しく思うよ。」
不死川「お館様に置かれましても御壮健で何よりです。益々のご多幸を切にお祈り申し上げます。」
産屋敷「ありがとう、実弥」
最初の挨拶を一通り終え、早速本題へと入った。
産屋敷「つい昨日、鬼と敵が手を組んだと隊員から連絡があった。」
柱「「！！」」
前世で倒したはずの鬼が存在しているという事自体許し難い事だが、今や世界中に潜んでいる敵と組んだことは柱にとって耳を疑いたくなる事実だった。
産屋敷「そこで鬼殺隊はヒーローと組むことを提案された。
皆の意見を聞きたい。」
悲鳴「あぁ、ヒーローと言えど組むことは肯定し兼ねる…」
煉獄「よもやよもや！ヒーロー等と組まなくても我々だけで十分だ！」
井黒「鬼の次にヒーローは大嫌いだ。絶対認めない認めない」
無一郎「…僕はお館様の意思に従います」
鬼殺隊にはヒーローをよく思わない者が多い。
家族を傷つけられた者、鬼殺を邪魔された者、
理由は様々だが賛成意見は少ないだろう。
柱の口論が不満へと進んでいく
お館様が口に指を当てる。途端に柱は静かに直りだした。
産屋敷「皆がヒーローをよく思わない事も知っている。ただね、鬼を倒すことが出来ても敵が来たらヒーローの力は不可欠になる。
ただ我々もヒーローを信用している訳でなないんだ。そこで、
元鬼の皆と組むことになった。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
寝不足猫ﾁｬﾝ(プロフ) - 神作…… 更新頑張ってください！！応援しております！ (2019年12月29日 22時) (
レス) id: 4170bbe3e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま - 伊黒の、伊、間違えてますよ！！ でも！面白いからいいと思((殴 まぁ、面白かったです！！頑張ってください！！ (2019年10月27日 10時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
彩葉 - 面白いです！更新楽しみです(・∀・) (2019年10月20日 14時) (レス) id: bd8f86712e (このIDを非表示/違反報告)
アオゾラ(プロフ) - ベルさん» ありがとうございます(*^^*)1日1回出来るか分かりませんがなるべく頑張ります！ (2019年10月15日 19時) (レス) id: c9c7cdd59a (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 更新楽しみにまっています！ (2019年10月15日 15時) (レス) id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アオゾラ | 作成日時：2019年10月14日 14時
