6話【轟と八百万VS僕と私】 ページ8
「さて！じゃあ次はKコンビVS轟少年と八百万少女だね！どっちがヒーローにする？」
『僕達はヒーローで』
「Aちゃん！作戦会議しよう！」
『うん』
一花に手を引かれながら、僕達はビルの前のガードレールに体を凭れさせ話し出す
『多分だけど轟のあの氷、空中とかには出せないみたい……何かしら触れていないと駄目みたい』
「だったらAちゃんの個性でふわ〜ってすればいいね！」
『轟を見つけたらね、それまでは僕が溶かすよ』
「じゃあ私は八百万ちゃんの相手をすればいいんだね！」
『八百万は創造、一花の個性があれば無意味に等しいね』
「それじゃあレッツゴー！」
オールマイトのスタートの合図を聞き、一花と共にビルの中に入る
すると早速空気が冷え、氷が迫ってくる
広がった氷に手を付け一言
『溶けろ』
氷はどろどろと溶け、水になる、そしてその水すらも溶け、消え去る
「さっすがAちゃん！」
『一花の方が凄いだろ？』
「次は私の番ね！壁さん、いきて……そして私に彼らの居場所を教えて？」
《んーそうだねぇ……二階だねぇ》
「ありがとう！二階だって！」
『じゃあ行こうか』
僕らは二階へと階段を登ろうとすると、八百万の作り出した鉄の壁が邪魔をしている
しかしそれも氷と同じように溶かす
八百万の作り出した罠や壁は全て僕が溶かす
『はい、ヒーローです』
「大人しくお縄につけ〜！」
「来たか……」
『んじゃ作戦通りに、行くよ一花！』
「うん！」
僕は核に向かって走り、視界に入った轟を指をクイッと上にスライドさせ、上げる
「なっ……それがお前の個性か」
『あぁそうさ、君は氷は使えない……炎でも使えば？』
しかし轟は悔しそうな顔をするのみ
『……はぁ、下らないプライドで君は死んで仕舞うわけだ』
空中の轟から目をそらし、一花を見ながら、核に近付く
「動けない？動けないでしょ〜！動いたら駄目だからね〜！」
「くっ……動けない」
一花はパタパタと核に向かって走る
「せーの！」
ポン！
《ヒーローチームWIN！》
『行こ、一花』
「うん！」
個性を解き、僕らはビルを後にする
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月明かりと紅色(プロフ) - 黒薔薇さん» 初コメントありがとうございます！そう言ってもらえて凄い勇気出ました！本当にありがとうございます！ (2019年7月23日 7時) (
レス) id: ce1b07ed69 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - めっちゃ面白かったです！画像も超上手くて保存しました！大事に保存しときます！て言うか百合とかめちゃ最っ高です！(^q^) (2019年7月22日 22時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月明かりと紅色 | 作成日時：2019年1月21日 23時
