5話【戦闘訓練だってさ】 ページ7
「あれれ〜？」
『一花、それ逆』
「あっホントだっ！」
一花に注意しつつ、僕もガスマスクと手袋をする
今日はオールマイトが先生で戦闘訓練をするようだ、それにあたって以前申し込んでいた戦闘服……所謂コスチュームを身に纏うこととなった
僕は特殊なガスマスクに特殊な手袋、二丁の銃を太ももに固定して刀を一振り腰に差している
一花は腕と足にスピーカーを着け、ヘッドマイクと繋げている、マントに隠して武器も持ってる
『うん、可愛いぞ一花』
「Aちゃんも可愛いよ！」
一花と手を繋ぎ、グラウンドβに向かった
「ふぇ〜……ううっ、戦闘なんて怖いよぉ」
『一花、大丈夫だから』
どうやら組み合わせはクジでやるらしい……一花と一緒になれるかな？
僕はK、一花もK……同じコンビだ
「良かった！Aちゃんと一緒だ！」
『うん、良かった』
あれ？でもこれだと一組余るんじゃ……？
「Kコンビの二人は八百万少女と轟少年で対戦してもらう！」
「わっかりました！」
『異論は有りません』
その時、一人の生徒が声をあげた
「でもよ！八百万と轟は推薦だろ！？大丈夫なのか？」
「あぁ、それは多分問題ないよ！何せ上都少女と正明少女は一度推薦を蹴って一般で入学してきたんだ！しかもツートップで！」
周りがざわつき始めたよ、五月蝿いなぁ
『……推薦蹴るの止めようって言ったのに』
「だ、だって！それじゃあ面白くないもん！」
『まぁそうだけどね』
ふとこっちを見る異様な視線があったから、そっちを見ると
「……」
『……？』
確か……轟だっけ？あぁ一花の隣の席の
何で
「続いて最初の対戦相手はこいつらだ！！」
オールマイトが取り出したクジはAとD
僕らには関係ないな……
『一花、しっかり轟と八百万を観察するんだよ？』
「あいあいさー！」
僕らはモニターをじっと見つめた
6話【轟と八百万VS僕と私】→←4話【個性把握テストとやら】
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月明かりと紅色(プロフ) - 黒薔薇さん» 初コメントありがとうございます！そう言ってもらえて凄い勇気出ました！本当にありがとうございます！ (2019年7月23日 7時) (
レス) id: ce1b07ed69 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - めっちゃ面白かったです！画像も超上手くて保存しました！大事に保存しときます！て言うか百合とかめちゃ最っ高です！(^q^) (2019年7月22日 22時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月明かりと紅色 | 作成日時：2019年1月21日 23時
