7 ページ7
夜部屋で寝転がって漫画読んでると
コンコン
「はい 誰」
シーーーン
え、ミンソクじゃないの？
漫画持ってくるって言ってたのに…
コンコン
ビク！！！！！
慌ててベッドの向こうに隠れる。
「……ミンソク…？」
「ミンソク！！！！！」
ガチャ…
！！！！？！
身体が固まって動かない。
ドアからヒョコッてミンソクが顔を出した。
？！！！
「あ゛ぁぁぁーーーー！！！」
ボロボロ涙がこぼれる。
「A！ごめん！」
慌てて駆け寄ってくるミンソク。
「どしたのー？すごい声したけどー」
下からお母さん。
「大丈夫ー！」ってミンソク。
ベッドの上から手を伸ばしてくるミンソクの手を払いのけた。
「冗談がすぎる！！」
「ごめんって！」
「あんた！あたしがホラーとか苦手なの知っててやったの？！」
ほんとに腹立つ！
「まさかそんな怖がると思わなくて…」
「ティッシュ！ない！取ってきて！」
「これでいいよ」
ミンソクが自分が着てるTシャツの裾であたしの涙を拭く。
「馬鹿じゃないの！汚れる！」
「いいよ別に」
「ほんと最悪！あんたといるとろくなことない！」
「ごめん。
Aの“ミンソク”聞きたくて」
「………」
何言ってるんだろミンソク。
「はい、漫画。置いとくね」
そう言って机に漫画を置いていった。
少女漫画。
そもそもなんで発売日知ってるんだろ。
少女漫画にハマってんのかな。
そういえば1回手持ちのお金なくてミンソクにお金出させたことあるな…
でも、あげるとか言いながら
タイミング見計らって
ミンソクの部屋に似合わないから貰ってあげるって言って貰ったからうちに全巻揃ってる。
どう考えてもミンソクの今日の得がなんだったのか全然分かんなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2605人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
jat(プロフ) - はじめまして。いつも『リピート』読ませて頂いてます。キュンキュンして大好きです。こちら、パスワードの作品を読ませて頂くにはどうしたらいいですか？ (2020年12月16日 19時) (
レス) id: 0f992e4d46 (このIDを非表示/違反報告)
ギョンちゃん(プロフ) - パスワード知りたいのです (2017年9月23日 15時) (レス) id: 469a2952ff (このIDを非表示/違反報告)
なお - パスワード教えてください(>_<) (2016年5月11日 22時) (レス) id: ecfe32ec37 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ぷりりんさん» ぷりりんさん初めまして！そう言っていただけて嬉しいです…(>_<)可愛いってちらほら言っていただけるのですが、あたし的にすごく嬉しいです…ありがとうございます！ (2015年11月26日 15時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりん(プロフ) - 初めまして。最初から超絶可愛くて、超絶面白いです！続きが楽しみです。^ - ^ (2015年11月23日 0時) (レス) id: 41e108634a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HARU
| 作成日時：2015年9月24日 15時
