Prologue ページ1
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『いやぁ焦るもんだよー
とうとう私もおばあさんになって身長縮む時が来たのかと』
「Aさんまだまだ若いじゃない」
「そうだよ!俺らの1個上なだけなんだし!」
自販機でまた出会った彼らは、その場で雑談をしていた。雑談といってもAの慰め会のようになりかけていて、伏黒は半ば呆れていたが。
「でも、小南先輩なんでスリッパなんですか」
呆れてはいたものの、今のAの服装はチグハグだ。なぜなら制服にスリッパという格好だったから
『さっきシャワー浴びたばっかりだからだよー
お風呂上がりとか靴下とか靴って履きたくなくて、裸足で結構いちゃう』
「あー!俺それわかる!
なんか風呂でリラックスしたあとに、また足が若干締め付けられる感覚あるの嫌なんだよなー」
『そう!まさにそ───』
そう返事を返している時、Aの携帯音が鳴り響く
言葉を止めて掛けてきたのが誰かを見ると、それは家入だった
すぐにそれに出て、一言交わしてすぐに切った
「仕事ですか?」
『多分そー。来いって言って切られた。
さっきシャワーで血の匂い流したばっかりなのに… わかんないけど行ってくるね』
そう言って走って行った後を見届け、1年生たちは顔を見合せた
「なんかすげぇ物騒に聞こえたの俺だけ?
血の雨を被ったからシャワーしたって聞こえたんだけど」
「任務の後だったのかもね」
「手術か解剖のあとかもしれないな」
「…先輩の日常ハードすぎない?」
「「それな」」
そんな日常から少し外れた、非日常を覗いてみよう
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ほやっく(プロフ) - souさん» コメント嬉しいです〜!!読んでくださりありがとうございました!!! (2022年1月23日 10時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様です!私も恵くん大好きなのでオチが恵くんでとっても嬉しかったです!! (2022年1月22日 21時) (レス) @page40 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほやっく | 作成日時:2021年3月3日 19時