（２）先輩の１日 ページ4
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小南 Aの一日は、まず家入の身の回りの整理から始まる
二人の寝る場所は大抵机
2人揃って突っ伏して寝ることが多い
家入は寝る前に書類を読みながらもお酒を飲んで寝るから、散らかったその周りの書類整理から始まるのだ
それが大方終われば、次に家入を起こす
『…ふわぁ…、しょーこさーん、おーきてー』
「……眠い」
『今日はまだ、…ふわぁ、…楽そうですよ。今日の仕事内容見る限りは』
そして仕事内容を送られてくるメールで確認する
この日の仕事内容は、朝から呪霊の解剖が入っていて、あとは果てのない書類整理の続きと報告書の作成
この所々に術師が怪我をして帰ってくれば、緊急で治療する。ときどき現地に向かったりもする
「A、今日の解剖お前やれ」
『いいですけど…、私医師免まだ持ってないので、バレたら怒られるの硝子さんですよ。
私がそういうのしていいのって、緊急時で硝子さんの許可が下りてのことなので』
「じゃあ許可する。私はもう少し寝るぞ、終わったら起こせ」
『…バレたときの対処はお願いしまーす』
さっとシャワーを浴びて、めんどくさい仕事は早めに片付けようとすぐ解剖室に入った
しかし、これももうすでに慣れた作業だ
家入の理不尽な言動には、去年から何回も何回も乗り越えてきた
それゆえに、頭脳ともに技術も洗練されている。その技術は家入に迫るほどだ
作業が終えると、身体に染み付いた血の匂いを洗い流した
…と、同時に部屋の電話が鳴る
その電話で家入が起き、電話を取った
「私だ。……ああ、分かった」
すぐにガチャリと電話を置いて私を見る
「2級術師が重体だそうだ、すぐに運ばれてくるぞ」
『わかりま──』
Prrr...!! Prrrr...!!
次に鳴ったのは家入のスマホだ
家入は舌打ちをしながらその電話に出て、要件を聞くと直ぐにまた切った
「準1級術師が重体ですぐ来てくれ、だそうだ。A、頼めるか」
『はい。私が帰って来る前に解剖の報告書の完成もさせといてくださいね』
「あ"ー…、わかった」
さっき終わった解剖の書類を家入に渡し、返事を聞きつつ部屋を出ていく
こうして、忙しく駆け回り一日が終わっていくのだ
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ピピピーナッツ - マリイさん» 此処は夢小説という界隈ですし、おっしゃていることは十分分かります。しかし、どの様な界隈でもマナー、ルールを守ってください。長文失礼しました。そしてこういったコメントへの反応を不快に思われた方は、御手数おかけしますが、私のIDを非表示にでもしてください。 (2021年2月21日 8時) (
レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピーナッツ - マリイさん» 連続でコメントすみません。えっと…失礼ですが、それはお話に関係のあることでしょうか…？貴方様の愛は、此方から見てもひしひしと感じられます。その想いはとても素敵だと思います。ですが、このコメント欄はあくまでもお話の感想を述べる場所です。 (2021年2月21日 7時) (レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピーナッツ - コメント失礼します。夢主ちゃん可愛らしいですね！このお話も、ほのぼのとしていて見ていて癒されます…！これからも更新頑張ってください。 (2021年2月21日 7時) (レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
蒼鉛 - 小6のわたし:144cm お話の子:ほとんど同じ 草 (2021年2月8日 17時) (レス) id: 0d8498869d (このIDを非表示/違反報告)
チビじゃねぇし、お前らが高すぎんだよ。♂ - え、可愛え……… (2021年2月8日 1時) (レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほやっく | 作成日時：2021年2月7日 13時
