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そんな男装をするきっかけを懐かしむように思い出していると、スマホから通知音がなった。
『……そーた?こんな早く起きるわけないか…。』
そう呟きスマホの画面を覗き込むと予想は外れ、爽汰からだった。
爽汰早く起きすぎた。A起きてる?
どうやら爽汰も私と同じだったようだ。
爽汰も今日が楽しみで早く起きちゃったのかな?そんなわけないか…なんて思いながら返信をする。
A起きてるよ〜。私も早く起きすぎちゃって何しようか迷ってたとこw今日がすごく楽しみでさ。
するとすぐ返信はきた。
爽汰俺も同じw今日がめっちゃ楽しみだった!
意外な返信に少し驚いたがすぐ嬉しくなって思わず顔がほころんでしまった。
A本当に!?なんかそーたも楽しみに思ってくれてたなんて意外だなぁw
爽汰なんだよそれw
こんな他愛もない会話が楽しかった。
爽汰と話してるからってのもあるのかもしれないけど。
爽汰それにさ……お前と一緒に芝居するの久しぶりじゃん?だから楽しみだった。
突然来たそんな言葉に私は驚いた。
あることがきっかけで芝居をするのを少し休んでたのだ。
―――傷付いた心を休めるために。
今はもう思い出したくもない。あんな出来事。
たったの数ヶ月前の出来事なんだけどね。
それまでは憧れだった劇団員になりたくてよくビロードウェイでお芝居をしていた。
男装に興味を持ってからは男の子の演技もしたりしてそれなりに楽しかった。(爽汰に暴露したらだいぶ驚いてたけど)
爽汰は部活も掛け持ちしているので唯一部活が休みだった土曜日によく来たものだ。
ずっと芝居してなかったからすこし……いや、だいぶ下手になっているかもしれない…。
でも、だいぶ落ち着いてきたし、いつまでも引きずっていてもあれなので、芝居をしてまた変わろうと思う。
自分じゃない誰かになれるあの時が、あの居場所が心地いいから。劇団員になりたい理由もこれだ。
そう考えるときっかけを作ってくれているのも今協力してくれているのも爽汰だったので私は爽汰に
Aありがと。
と送った。無意識だったと思う←
すると意外なことに素直に
爽汰どういたしまして。
なんて来るからまた驚いた。
そのあとは時間がだいぶ余ってるからどんなシチュエーションでやるかとか話しながら時間を潰した。
早く待ち合わせの時間になれって思いながら。
ラッキーカラー
あずきいろ
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天羽一月(プロフ) - 玖蘭零☆さん» よ、よかった(´ヮ｀;)知識が薄いのでまた何かありましたらご指摘お願いします！ありがとうございましたm(*-ω-)m (2017年11月15日 20時) (
レス) id: 05211295f9 (このIDを非表示/違反報告)
玖蘭零☆(プロフ) - 天羽一月さん» あ、変更されてますよー！ (2017年11月15日 20時) (レス) id: 449d26bdad (このIDを非表示/違反報告)
天羽一月(プロフ) - 玖蘭零☆さん» ご指摘ありがとうございます！名字ってどうやって変えるんですかね(´^p^`) (2017年11月15日 20時) (レス) id: 05211295f9 (このIDを非表示/違反報告)
玖蘭零☆(プロフ) - オリジナルフラグは外してくださいねー！ あと、苗字変換されてませんよー (2017年11月15日 18時) (レス) id: 449d26bdad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天羽一月 | 作成日時：2017年11月15日 16時
