【妖怪ウォッチシャドウサイド】エンマの妹は妖怪探偵団所属参 (ページ6)

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第103話ページ6

NOside

切裂きジョーカーが消滅すると、
入れ替わるようにポップな妖怪が現れる。

？「どうも～っシュ！」

ナツメ「あ、どうも…」

すると、先ほどの禍々しい空間が変化した。

ケースケ「ここって、美容室の中…？」

アキノリ「てか、こいつが切裂きジョーカーのライトサイドか？」

？「僕の名は～、マッシュバーバーっシュ♪」

ナツメ「マッシュバーバー？」

マッシュバーバー「そシュ！」

ケースケ「…？あ、ねぇ！アキノリ髪型、元に戻ってるんじゃない？」

A「ほんとだ！」

アキノリ「え？」

アキノリは帽子を取り、
そばにあった鏡を見ると…

アキノリ「おぉ！よかった～、いつものイケてる髪型に戻ったぜ～♪」

ジュニア「デブ、勘違い。いつもイケてない」

アキノリ「なっ…」

そんなやり取りをしている二人を横目に、
トウマはマッシュバーバーへ問いかけた。

トウマ「どうして人を襲って、無理やりマッシュ
ルームカットにしたんだ？」

マッシュバーバー「…マッシュルームカットは、
あまり人気のある髪型じゃないっシュ。

だからこそ僕は、マッシュルームカットの良さを
世間に知らせたかったっシュ」

そう呟くマッシュバーバーの元に近付き、
ナツメはしゃがみこんで聞いた。

ナツメ「…ねぇ、どうしてそこまでマッシュルーム
カットにこだわりがあるのかな？」

マッシュバーバー「それは………、

マッシュルームカットは、僕の初恋の思い出なんでシュ」

A「初恋…？」

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マッシュバーバーside

僕は子供の頃…美容師さんに似合うと言われて、
マッシュルームカットにしてもらったことがあったんでシュ。

でも、クラスメイトからは…

男子1『やーい！』

男子2『コウの頭キノコ頭～！』

そんな風にからかわれてしまったんでシュ。
でも、そこに…

キノ『あんたたち！』

男子達『？』

キノ『マッシュルームは、世界を救うのよ！』

コウ『キノちゃん…』

そのキノちゃんという女の子が、
僕を助けてくれたんでシュ。

男子1『そういやキノもコウと同じキノコ頭だったな！』

男子2『キノとコウでキノココンビだな！お似合いだぜ！』

キノ『キノコじゃない、マッシュルームよ！』

そう言ってキノちゃんは、
クラスメイトに向かって強く指を差したんです。