【妖怪ウォッチシャドウサイド】エンマの妹は妖怪探偵団所属参 (ページ28)

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第125話ページ28

NOside

ウィスパー「うぃっすぅ！」

アキノリ「決まったぁ！」

朱雀「見事だ…そなたらの力と勇気、しかと見届けた。

我が力、そなたらに授けよう」

トウマ「………」

五右衛門の憑依が解け、
トウマは膝をついて着地する。

アキノリ「トウマ～！」

ナツメ「やったね、トウマ！」

トウマ「うん…」

朱雀「………」

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NOside

そして、一同は霊鳥の滝にたどり着いた。

朱雀「今から我が力を授けよう。一歩前に出るが良い」

ナツメ「ほら、トウマ」

アキノリ「しっかりな！」

トウマ「嗚呼」

朱雀「早合点するな」

五人「え？」

朱雀「我が力を貸すのはそなたではない。
高貴なる者は、高貴なる者にしか力を貸さん」

朱雀「我が力を預ける者は……それは………

そなただ」

そう言い朱雀は五人全員を見た上で、
アキノリに視線を定めた。

アキノリ「えぇっ！？俺ぇ！？」

ナツメ「アキノリが高貴！？」

ケースケ「高貴って言葉の意味分かってんの！？
この鳥！」

A「ケースケくん、それは失礼だよ…」

ケースケ「いや、だって…というかこの中で高貴って言えばAさんじゃないの！？」

朱雀「確かにそれも考えたが、
その娘は少々特異な存在だったからな。

…それに、先程そなたに取り憑いた時に感じたのだ。

我が力を預けるとしたら、そなただとな」

朱雀「アキノリ、そなたに我を呼び出すことが出来る特別な物を与えよう」

アキノリ「特別な…？おぉ！もしかしてもしかして…！？」

すると、湖から鏡の様なものが浮かんできた。
それは鎖に繋がれており、普段は沈んでいる様である。

ケースケ「な、何これ！？」

朱雀「…出でよ！アニマス天照鏡！！」

朱雀がそう叫ぶと扉が開き、
そこから小さなウォッチが出てきた。

アキノリ「これが、アニマス天照鏡…！」

アキノリが手をかざすと、
ウォッチは自動的に手首へとつけられた。

アキノリ「すっげぇ～！アニマス天照鏡かぁ…！

今までの感じで呼ぶなら…

"妖怪ウォッチアニマス"だな！」