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マサイside



モルディブに到着した日は長旅で疲れてたからコテージ内を探検した後、ゆっくり過ごすだけで終わった。

それはそれで、最近動画撮影で忙しかったからAとあんなにゆっくりできた久し振りだったし楽しかったからいいんだけど。

2日目、Aがプールで泳ぐって言ったから俺はカメラ片手にプールの方に向かった。

そこには水着を着て、足だけプールに入れてぼけーってしてるAがいた。

…ここまで気の抜けてるAは珍しいな。

横顔を撮りたくてカメラのファインダーを覗く。





昔、俺が好きになったその綺麗な横顔は当時から何も変わっていなくて。





シャッターを押せばカシャッ、と独特の音がした。

シャッター音が聞こえたらしいAがこっちを向いてカメラ目線になったからもう一度シャッターを押した。



「撮るなら言ってよぉ。めっちゃぼーっとしてたんだけど」

マサイ「それが撮りたかったからさ。撮るって言ったら撮れねぇじゃん」

「ねぇ変な顔してない?」

マサイ「ちょっと待って…あ、大丈夫大丈夫、可愛い」

「マサイくんの可愛いは信用ならない。見せて」

マサイ「酷くね?それに見せたら消してって言うから嫌」

「尚更気になる!見せてよー!」

マサイ「新婚旅行の思い出だから何を言われようと消したくありませーん」



この新婚旅行で撮った写真は絶対に消したくない。

2人だけの思い出だし。



「あ、ねぇマサイくんも水着に着替えてよ」

マサイ「え、何で」

「海をバックに一緒に写真撮ろ!」

マサイ「いいよ」



持ってきた水着に着替えてAに近寄る。

Aのスマホで俺が撮ることに。

何気にAと2人で自撮りってあんま撮ったことないんだよな。

後で送ってもらおう。



マサイ「どうよ」

「わぁ流石、いい感じ。これ“新婚旅行なう”って写真付きでTwitterに載せていい?」

マサイ「いいけど、これだけな」

「何で?」

マサイ「Aの水着姿はなるべく他の男に見せたくない」

「前ドバイ行った時シルクくん達見てるじゃん」

マサイ「メンバーはギリ許すけど他の男はダメ」

「ぷっ、何それw」



Aはクスクス笑ってるけど俺気が気じゃないんだよ。

そこら辺Aは分かってない。



「あ、せっかくマサイくん水着着たんだしさ、海行こうよ!」

マサイ「…まあこんな綺麗な海入らない方がもったいないか」

「やった!早速行こ!」

マサイ「ちょっ、せめてもうちょっとゆっくり!」←

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東雲(プロフ) - コメント失礼します!このシリーズが大好きすぎて何度も読んでます!更新楽しみにしてます! (2021年9月15日 23時) (レス) id: bd3f8b4cee (このIDを非表示/違反報告)
佐倉瀬奈 - 初めて見た時からずっと応援していて更新楽しみにしています (2020年10月12日 22時) (レス) id: 1e41210071 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - ありがとうございます!待ってます! (2020年1月14日 18時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして!とても良いです!あの、一緒に合作しませんか? (2020年1月12日 11時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - メルヘンさん» リクエストありがとうございます…!!このお話を書くのまだ先になるかもしれませんが、絶対に書くのでしばらくお待ちくださいm(__)m (2020年1月8日 23時) (レス) id: 6f454b9d63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年10月27日 0時

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