意外と不器用だったりします ページ14
マサイside
ンダホ「りっちゃん〜」
「んー?」
ンダホ「本当申し訳ないんだけど、これボタン取れそうなんだ。付けれる?」
「……マサイくんパス」
マサイ「ん。だほそれ貸して」
ンダホ「え?いいけど……」
シルク「何故マサイにパスした」
「私裁縫苦手なの」
ザカオ「え、そうなの!?」
「実はそうなんです」
そう、Aは裁縫ができない。
俺も聞いた時びっくりした。
だからこういう場合、Aは俺に丸投げしてくる。
まあ俺としては裁縫苦手じゃないし、普段料理作ってもらってるから全然ウェルカムなんだけど。
マサイ「Aは意外と不器用だよ」
シルク「へー、マジで意外」
モトキ「でもさ、中学の頃家庭科で裁縫あったじゃん。できなかったの?」
「聞いて驚け。中2の時にあった裁縫のテストで50点満点中私は6点だった」←
モトキ「う、嘘だろ…?」
ザカオ「……それ俺でも20点くらい取れた気がする」
「だよねぇ。家庭科の先生にこそっとクラスでぶっちぎりの最下位だって言われたよ」←
マサイ「そんな誇らしげに言うことじゃないでしょ」
シルク「恥じれよ」
「もう開き直ってる」
料理はできるのに裁縫はできない。
何故かは本人も分かってないらしい。
ンダホ「じゃあ今までボタン取れた時とかどうしてきたの?」
「お父さんに任せてた。お父さん裁縫好きだから」
マサイ「よし、ンダホできたぞ」
ンダホ「ありがとうマサイ!」
シルク「お前にも才能ないことあるんだな」
「そりゃ人間ですし。シルクくんとザカオくんが料理できないレベルで私は裁縫ができない」
マサイ「俺1回見たことあるけど悲惨だった。マジでシルクとザカが料理してるのを見てる気分になったからね」
あの時はもういいからやめてってガチで止めたからな、俺……。
正直目も当てられないレベル。←
シルク「何か逆に見てみたいわ」
「引くよ?」
ザカオ「そこ断言しちゃうんだね」
シルク「ちょっとやってみろよ。セカンダリで撮りたい」
「え〜」
シルク「ボタン1個付けるだけでいいから!」
そんなこと言われても、ボタン取れかけてる服なんてあったか?
……あ。
マサイ「昨日カッターシャツ古いの捨ててなかった?」
「あー、そういえばそうだ。ゴミ箱入れちゃったけど、それでもいい?」
シルク「全然OK!」
そんな訳で急遽、Aの裁縫の腕を見ることになった。
いやガチで、引くレベルの酷さだよ。
Aには悪いけど。
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ゆりりん(プロフ) - 終わるんですか〜(涙)この作品大好きでした〜!(涙) (2019年10月26日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
www - 夫婦ね〜いいね〜(私は違うけど・・・) (2019年10月26日 20時) (レス) id: c017dbb3ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - きゅんきゅんします〜! (2019年10月24日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - フラグがたったってことは…?!笑これからも楽しみにしています(´∀`) (2019年10月22日 10時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
www - 最近いいね!w (2019年10月16日 16時) (レス) id: c017dbb3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瀧 | 作成日時:2019年9月1日 0時