4本の薔薇～another story～【Fischer’s】 (ページ1)

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結婚式ページ1

マサイ「いきなりだけど俺達」

「「結婚することになりました！」」

マサイくんにプロポーズされてから3日後。

半ば無理矢理メンバー集めて報告をした。

一瞬時が止まって、それぞれ反応し始めた。

シルク「よかったじゃん、おめでと」

ンダホ「おめっ、おめでとおおぉぉぉ！！」

モトキ「ダホちゃん泣くの早くない？？」

ぺけたん「まあこっちにも泣いてる人いるけど」

ザカオ「だ、だって！！Aちゃんが結婚だぞ！？泣くだろ普通！！」

ダーマ「お前らだけだわwww」

ンダホくんとザカオくんはもう泣いてた。←

い、いくら何でも早すぎる……結婚式本番の時が怖い。

ンダホ「マサイ！Aちゃん幸せにしなきゃ怒るからね！！」

ザカオ「絶対だぞ！！」

マサイ「分かった！分かったからお前ら鼻水垂らした顔近付けんな！！」

とても結婚報告をした雰囲気じゃなくなってる。

まあFischer'sらしいけど。

ンダホくんとザカオくんの対応はマサイくんに任せた、私は知らない。←

ぺけたん「結婚式呼んでね？」

「当たり前じゃん！あ、新郎の友人代表のスピーチはシルクくんに任せる予定だから」

シルク「うぇっ！？俺！？」

「リーダーだしね、頑張れ」

シルク「えぇ～……うーん、よし！任せろ！」

モトキ「切り替え早っ」

ダーマ「じゃあ新婦の友人代表スピーチは？」

「エレンだよ。快く引き受けてくれた。マサイくんと結婚するんだって報告したらあの2人みたく泣いてたけど」

モトキ「そういやエレンさんもAちゃんのこと大好きだったね」

ぺけたん「楽しい結婚式になりそうだね～。俺特にAのウェディングドレス姿楽しみ」

「何でよ？」

ぺけたん「絶対似合うじゃん」

「そうかなぁ」

シルク「マサイいいよな、美人のお嫁さん貰って」

「えっ、シルクくん私のこと美人だって思ってたの」

シルク「客観的に見たらお前は美人に入るだろ。なぁ？」

モトキ「うん」

ぺけたん「可愛いより綺麗って言った方が合ってる感じ」

ダーマ「まあ言動はたまにそうじゃなくなるけどな」←

「どういう意味よ」

ダーマ「そのままの意味だよ」

ダーマくんの私の扱いが酷い。

不貞腐れてるとシルクくんが私の頭の上に手を置いて撫で回してきた。

え、何、無言怖いよ。

シルク「A、マサイのことよろしくな」

「……うん」

シルク「結婚おめでとう」

その優しい声音にちょっとだけ泣きそうになったのは私だけの秘密。