202.制限時間内に箱を開けろ！ part 4 ページ7
マサイside
Aは凄いスピードで箱を開けていく。
俺達の誰よりも早い。
本人は時々歌を歌いながら楽しそうに手を動かしている。
好きだよなぁ、そういうの。
「……ん？」
シルク「お、やっぱそこで躓いたかw」
「あー、ここから動かし方違うのね。今何分？」
モトキ「後15分だよ」
「ん、分かった」
んん、と声を漏らして顎に指を置いたA。
眉間に皺を寄せて考え込んでる顔なのにめっちゃ可愛いって卑怯だよ。←
ボーッとAを見てるとどす、と腕を突かれる。
突かれた方を見ればシルクが呆れたような目で見てた。
口パクで見すぎ、と言ってきたのを理解できた。
……いいじゃんかよ見てたって。
ていうかAを見てるの俺だけじゃなくね！？
何で俺だけ見すぎって言われたんだよ！？
じと、とシルクを見ると耐えきれなかったのか吹き出した。
ンダホ「え、シルク何急に？」
シルク「ごめんwwwだってマサイがwww」
ダーマ「お前何したんだよ？」
モトキ「どうせリズハちゃんを見てたんでしょ？」
シルク「正解www」
マサイ「おい！」
ザカオ「いつものことじゃんwww」
ぺけたん「ねぇちょっと、本人全く気付いてないよwww」
こっち側で騒いでるのにAは聞こえてすらいないかのように考え続けていた。
いや多分本当に耳に入っていないと思う。
集中しすぎると周りのこと全く耳に入らなくなる癖直した方がいいんじゃないか。
聞こえていないどころか全く動いていない。
まるで動画を停止した状態のように。
シルク「リズハ？」
シルクが呼んでも瞬きすらせず箱を見るA。
肩を揺さぶろうとシルクが腰を浮かせた直後に手が動いた。
シルク「……リズハ」
「何？」
シルク「俺さっき呼んだんだけど」
「え、ごめん聞こえてなかった」
シルク「だろうな」
「ちょっと後にしてくれる？解けそうだから」
シルク「マジ？」
俺達が躓いた残り僅かな箱の仕掛けを解いていって、5分を残してAは箱を開けた。
「開いた」
蓋と本体をカメラに見せて満足気に笑うAに抱き着きたくなったけど必至に我慢した俺を褒めて。←
ンダホ「やったー！！」
ダーマ「焼肉だー！！」
シルク「……人の金だと思ってお前らな…」
「やったー」
ぺけたん「うぇーい」
「うぇーい」
カメラに映らないところでAを抱き締めたらシルクとモトキとダーマにしばかれたんだけど。
203.リズハ考案の企画とは→←201.制限時間内に箱を開けろ！ part 3
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ハルキ(プロフ) - 完結お疲れ様です。キュンキュンしながら拝見させて頂きました。番外編も楽しみにしております！ (2019年9月2日 7時) (
レス) id: 08df1f4a97 (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - お疲れ様でした！いつも楽しみにしてました(´∀`)番外編が出ると聞いて心の中で勝手に舞い上がっております笑楽しみにしてますね！これからも投稿頑張ってください！ (2019年9月1日 0時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - kisekinosdiさん» ありがとうございます！番外編楽しみにしててください！元カレの話書かせていただきます(*^^*) (2019年8月31日 20時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - wwwさん» 実際こんなプロポーズされたら泣きますよね〜、分かります…！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - ゆーひさん» 自分でも書いてて興奮してました笑 (2019年8月31日 20時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年7月13日 0時
