154.お願い ページ8
マサイside
暫くAに食べさせてると明らかにペースが落ちてきた。
もう腹いっぱいかな。
マサイ「限界？」
「……うん…」
マサイ「でも結構食べたじゃん」
半分は食べてる。
思ってたより食べたな。
マサイ「そんじゃあ薬飲むか」
鍋をとりあえずシンクの中に置き、薬と水の入ったコップを持って寝室に戻った。
その時初めてベッドのすぐ近くの床にくしゃっとなった服？を見つけた。
広げて見るとそれはぺけたんの上着だった。
何であいつの上着がこんなところにあるんだ？
「……それ゛」
マサイ「ん？」
A曰く、ぺけにパジャマの上から上着を着せられて病院に行ったらしかった。
返し忘れたみたい。
マサイ「俺から返しとこうか？」
「う゛うん…自分で返すよ゛」
マサイ「そっか、分かった。ほい薬」
「ん」
渡した薬を一気に水で流し込んだAを見て、次は何をすべきか考える。
飯食わせたし、薬も飲ませたし。
……え、俺のできることってもう終わり？
考えろ、考えるんだ俺。
マサイ「……なぁ、何かしてほしいことある？」
結局自分じゃ思い付かなくてAに聞くことにした。
「じゃあ、お願い゛があるんだけど…」
マサイ「おう、何？」
「汗かいて気持ち悪いから゛、体拭いて？」
マサイ「……えっ」
まさかのお願いに反応が遅れた。
もちろん嫌な訳じゃないけどさ…。
「私の裸、見たことあ゛るでしょ」
マサイ「いや、そうだけど…」
「マサイくんじゃな゛かったら頼んでないよ゛」
それに、何かしてほしいことある？って聞いたのマサイくんでしょ？
って言われたら断れる訳もなく。
マサイ「……じゃあ、準備してくるから待ってて」
風呂場から持ってきた洗面器にぬるま湯を入れて、タオルを2枚持って寝室に戻るとAが体を起こしていた。
マサイ「起きてていいの？」
「朝より゛楽になったかな゛…ま゛だ声ヤバいけど」
マサイ「楽になってきたならよかった。俺あっち向いてるから、上脱いで」
「？見ら゛れても平気なのに」
マサイ「俺が平気じゃないの。襲われてぇの？」
「……風邪治ってから゛ならいいよ」
いいんだ。
その言葉忘れんなよ？
「い゛いよ」
マサイ「っ！？何でこっち向いてんの！あっち向けって！」
「ん゛っふふ…w」
Aの方を向いたら上半身裸で俺の方を見てたから慌ててまた顔を背けた。
Aが風邪じゃなかったら確実に襲ってたわ…。←
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www - やっぱいいねー (2019年7月6日 21時) (
レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - wwwさん» 昨日モトキメインの小説作りました！よかったら読んでみてください！(*^^*) (2019年7月2日 19時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - モトキメインの小説出来たら教えてくださいね！ (2019年7月2日 17時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - ムルセンさん» 私もその動画観ました！イケメンですよね(//∇//) (2019年7月1日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ムルセン(プロフ) - さっき笑ってはいけないマサイ観てたんですけどね。やっぱイケメンだなって思ったんですね。 (2019年7月1日 13時) (レス) id: 70acea0c88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年6月19日 0時
